シアターコクーン。
駅のポスターの堤真一がかっちょよかったのでなんとなく買ってみた。
買ってみてから、少し後悔。
特に内容も知らないし、好きな俳優が出てるわけでもないのに、
S席買わなくてもよかったんじゃ。
しかも、ぴあのプレリザーブで申し込まなくても良かったんじゃ。
とか思いつつも、この半年で一番のおめかし
(といってもまあスカート履きました、って程度)
をして、珍しく余裕を持って家を出る。
S席とはいえ2階。最前列とはいえ2階。
座りの演技が多かったので、手すりで丁度顔が隠れる。
一人語りが多くて退屈気味。
なのだったけれども、堤真一は力があるなあ。
写楽(堤真一)と歌麿(長塚圭史)の対照的な描き方も面白かったし、十返舎一九(高橋克実)もすっとぼけてて面白かった。
人生をどう捉えるか、そこが浮き出ていて、うーん、と考え込んでしまった。
写楽は歌麿に向かって
「あんたはその真面目なのがいけないよ」
という。
十返舎一九は
「人生ふざけてやろうと思ったのさ」
と言う。
(セリフは大意です)
あー、そういう風に生きられれば人生はどんなに楽で、周りの人も楽にいられるだろう。
それでも本人には辛いことがあるには違いないけどさ。
長塚圭史のセリフが聞き取り辛いのがちょっと気になった。
高橋克実の声が意外に良かった。
堤真一は、いつもの通り張りのある声。
それぞれの声が役にぴったりだった。
年を取ったり苦労をしたりで、声のトーンが全然違うのがすげえなあ、と思った。
特に、およねの声は苦労した分しっかりしていて、女房であり母の声になっていた。