ご訪問頂きありがとうございます。
大津市坂本
🎹音色が変わるピアノ教室✨
ラプリマ音楽教室
上田明美です。
ヤマハの講師の方も、そうでない方も
ヤマハの演奏・指導グレードに挑戦
しようと思っておられる方は
結構いらっしゃるのではないでしょうか。
今日は指導グレード受験について
当日の流れを覚えている範囲で
お話したいと思います。
※あくまでも私の記憶の範疇でのお話なので
参考程度にしてください。
私は関西在住なので、受験するとしたら
最寄りはヤマハなんばセンターです。
四ツ橋線の「四ツ橋」駅⑤出口を出て
左方向にまっすぐ進むと3分ほどで到着。
こちらの7階が受験会場。
（6階で実技を受けた方もいるようでした）
受付で受験票を提示し、諸注意の書いた
用紙を受け取ります。
実技試験→筆記試験の順で受験する場合は
実技試験のお部屋の近くで待ちます。
（筆記から始まる場合はそちらの部屋へ）
さて、実技試験は
新曲視唱→弾き歌い→伴奏付け→移調奏
と一気に行いますので
一問ごとにしっかりと頭を切り替えることが
コツのように思います。
該当のお部屋近くのロビーで待っていると
時間通りに試験官の先生に名前を呼ばれ、
入室します。
荷物を所定の場所に置いて
試験官の先生に受験票を渡します。
その後、ピアノ椅子の高さを調節。
ピアノの譜面台には、2つのファイルが
閉じた状態で置いてあります。
一つはソルフェージュ(新曲視唱と弾き歌い)の
ファイル。
もう一つは、伴奏付けと移調奏のファイル。
試験官の指示に従い、まずは
「ソルフェージュ」と書かれた
ファイルを開け、
約15秒間、左側のページに記載の
新曲視唱課題を見ます。
試験管に声をかけられたら
最初の音または和音を弾いたのち
歌い始めます。
ドレミ唱（固定ド・移動ド）、ラララ唱など
歌い方は自由です。
座ったままでも立って歌っても良いそうです。
次に、右ページにある弾き歌い課題を見ます。
こちらも予見は約15秒ありますが、
dimなどの難しめの和音から
確認する方が良いかもしれません。
こちらも、主和音や開始音を弾いたのち
両手伴奏をつけて歌います。
次は、伴奏付けと移調奏に移ります。
もう一つのファイルを開けるよう
指示があり、まずは左ページの
伴奏付け課題から始めます。
こちらは、予見の時間はないので
すぐにメロディのみを右手で弾き、
その間に伴奏を考えます。
続けて左手の伴奏を付けた状態で弾きます。
最後は移調奏。
ファイル右ページにある課題を、
予見時間なしで
まずは楽譜通りに弾きます。
そのあとすぐに、指定された音程に従って
移調した調で演奏します。
ここまで終えたら、最後は試験管の先生から
口頭で講評があります。
筆記試験が控えている場合は、
受験票をもらって退出します。
これで実技試験は終了です。
私が受験した当時の問題は
移調奏が一番難しかったです。
左手伴奏がうねるような形の
最も苦手なものだったので・・・
過去問で一番これが似ていた感じ↓
(これよりももう少し難しかったかも)
視唱は間違わなかったけれど
声がずっと上ずってました…
やっぱり「試験」というのは
何が起こるかわかりません。
場数をしっかり踏むしかないですね。
さて、次回は筆記試験のうち、
「聴音」の流れについてお話します。
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