
うちのシオモニは、一言で言えば宇宙人。
結婚生活も17年ほど経ち、同居している。シオモニのことが好きか、嫌いかと考えると、本当にどちらでもない。17年間、毎日一緒に暮らしていたというわけではなく、シオモニは事情があり義姉の家と我が家を行ったり来たりしていた。日本も同じだと思うが、シオモニとの関係で苦労している在韓日本人妻は多い。我が家もご多分に漏れず、苦労は多かった。今はどうかと聞かれると、正直どうでもいい。一緒に暮らしていると不快に感じることも多いけど、そう感じることもさえ面倒くさくなる時がある。
最近は、シオモニに対して罪悪感を感じることをやめた。私は傍から見たら、とっても冷たい嫁だが、最初はそうではなかった。今はほとんどシオモニと会話をしないが、別に喧嘩をしているわけでもなく、話す必要があれば笑顔でお互い話す。こんな冷たい私でも、シオモニのことを理解しようと生い立ちや性格を分析したり、人一倍シオモニのことを考えてきた。息子である夫よりももっと。私ほどシオモニについて的確に把握している人はいないと自負している。
うちのシオモニは全てにおいて理解力が備わっていない。まず、人の気持ちが理解できないため、デリカシーのないことを言って、人の心に土足で踏み込んでくる。人の話もよく理解できないので、当然会話のキャッチボールができない。話の内容も、状況が理解できないため、めちゃくちゃだ。こうなると、もうお手上げ。人間の私には、何を考えてるのかわからない宇宙人のような存在である。ただ、シオモニは無邪気で根は悪い人ではない。性悪なシオモニだったら大嫌いと言えて、むしろ楽だったかもしれない。
現在私が冷たく接しているのが、最善の我が家のシオモニ対処法だと思っている。シオモニは私が冷たく接していることを理解できていないし、冷たくされているとは思っていない、そんな次元だ。もうこれ以上シオモニを分析しても意味がない。こちらがいくら理解してあげようとしても、相手は理解してくれない。なぜなら、理解力が備わっていないのだから仕方がない。異次元から来た人だと思って、これからも私が好きなように接していこうと思う。
