親父の思いでは余り記憶に無い、無いと言うより無い様にして来た。
飲む買う討つの3拍子、そして酒乱飲んだら最後猫が虎になる人だった。

少しのお酒であれば問題ないが、ある一定量を過ぎると台所の包丁を振り回す。もちろん外で飲んでくる時は大虎状態。妹と私とで包丁や刃物類を全部隠す週刊がいつの間にか身に付いていた。

借金だらけ、毎晩の様に母を殴る蹴る、母も家を出てしまった。

休日は競艇、オートレースに毎週の様に私たちを連れて行く。

休日なんて楽しい思い出など何も残ってはいない。

唯一つだけ私の心の中に楽しい思い出があるとしたら。飲んでいない時に親父がギターを弾いてくれる事。
私が音楽に興味を持ち初めたのも親父のお陰かも知れない。
親父の伴奏で私が歌を歌う。私は小さい頃から歌姫!!!!!!!
テレビののど自慢番組等に良く出て優勝していた。それも親父は誇りに思っていたと思う。しかし現実は
私が優勝してもらった世界原色百科事典全33巻全て質屋に入れられて一晩中私が泣いた事。

何でこんなうちに産まれたのかと親を恨んでいた。

私も若くして他界した両親よりも歳上になり、時代の流れ人生悪い時もあるけど良い時も沢山ある事を学んだ。

私には子供も居ない、ありがたい事には妹にはすでに孫3人。
彼女も母と同じ様な道を歩んで来たけ今は孫達と幸せ満喫、時々愚痴こぼしのメールも来るけどね。