小さい頃空にぽっかり浮かんでいる雲を見て雲に乗ってみたいと思っていた。孫悟空も雲に乗り
色々なお話にも雲に乗っているシーンやお話があり。
雲に乗る事が出来ると信じていた私。
そしていつか雲に乗れる時が来ると思っていた。

小学生の4-5年生だったと思う。学年全員大山登山が有り私も勿論参加確か夏だったのも覚えている。
明け方の3時頃に起きいざ出発暗い中を皆で山に向かい歩き、途中蛍が飛んでいたのも今でも鮮明に記憶に残っている。

ひたすら階段山道を歩き続け、いつの間にか、夜も明け始め初めて自分たちが山の中腹に居る事にも気がついた。
途中靄、霧の中をくぐり抜けひたすら登り続けた。

早朝やっと山頂に辿り着き景色を見渡すと、何と雲が山裾にあった。途中霧の中と思っていたのが実は雲の中を歩いたのだった。

私のファンタジーはそこでストップ。

なぜか全身の力を失った感じだった。

今考えれば何だったんだろうと思うが、子供の頃は本当に信じていたんだね。

こうして一つずつ夢を失い、大人になって行くのかも知れない。
でも、幾つになっても子供の頃の夢を持ち続けていたいもの。

そう思いながら、童心に帰って、クリスマスツリーに一つずつオーナメントを付けている私。