感謝の気持ち | ma*nani通信Akemingのステキな40代

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年をとるのはこわくない!
ワタクシ、Akemingは只今47歳。東大卒のりょーたと大学生の姫のワーキングママです。
美しく年齢を重ねられるよう日々努力しています。
若さの秘訣。それは気持ちから。
キレイな心を磨いて年齢を重ねるごとにパワーアップ!

ma*nani通信中尾明美(Akeming)のステキな40代


私のベッドは、起きた時にすぐカーテンをめくって空を見られるように窓側ぎりぎりに


そのベッドに少しだけど、日が射しているのがうれしくて撮影


滅多に日が射さない私の寝室だからね


ありがとって自然と声が出たよ


誰に感謝?


んー


わからないけど、とにかくありがとうって言いたかった



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自分の肉体が今ここに存在する喜び


時々感じません?


私だけ?ってことはないよね


私を創造してくださった人たちに感謝します


父、母はもちろん!父や母を創造した祖父母、そして、もっともっと祖先の方たち


私の尊敬する僧侶の先生に「3代までさかのぼって8人の祖先供養するといいよ」って言われたことを思い出した


でも、私は、祖先とまた違う存在にも感謝の気持ちを持ってます


私は、確かに父と母の遺伝子をもらって、母の子宮で育って母から生まれた


でも、それ以前に見えない何かの力が働いて自分はこの世に存在していると感じるの


私を創造してくださった存在


どなただか会ったことはないけれど、不思議なことに、いつも側にいてくれて私を見守ってくれている


いつかお会いできるのかな


ありがとうって言いたいから、いつか会えるといいな




感謝の気持ち


ありがとうって簡単に言葉で言えることだけど、意外と難しいの


昨日、私は、この簡単に言えなかった感謝の言葉を電話を通してある人に言いました


本当はもっとずっと前に言わなきゃいけなかったのに、言えなかった


きっかけって突然おとずれるものなんだなって思った




最近、体調の不具合が一気にきて、肝機能障害、乳房のしこり以外に、実は、血圧がかなり高かった!


家系からは血圧高い人って聞いたことがなかったから、まさか!って感じ


高血圧は、先月のハワイで発覚


ホノルルに着くなり高熱が出て、病院に行った時、血圧を測ったら180もあった


測り間違いじゃないの?って軽く流していたけど、この前乳がん検査した時に測ったら170台


お友達に「血圧が高いからお医者さま行かなきゃ」って言ったら「まずはお父さんに相談すべきだよ」って



ああ、そうだった


父は一番信頼できる私のホームドクターのはずなのにね



そして、なんと、一年ぶりくらいに父に電話


なぜ父と一年ぶり?


それは、すべてはここに書けないのだけど、


私は、自分のミッションを果たすための一歩を踏み出すまで父に連絡をするつもりがなかったからなの


出版というものが形になった時に連絡をするつもりだった


実家にもそれまでは行かないって決めていた




ハワイのお友達はそんな私をやさしく叱った


「何でそんな意地を張っているんだい?手紙でもいいから連絡とりなよ」って


そうして、ハワイに行くたび「Akemi, ダッドに連絡した?」って聞かれる


「・・・Not yet(まだ)」とバツ悪そうに答える私


この会話何度繰り返したことか!


頑固な私だから、父にはなかなか連絡できなかった



ところが


お友達との血圧の話題から、何だか知らないけれどすんなり父に電話している私が!


あんなに頑なに自分を制していたことなのに!


昨日は、父の診療所は休診


父の携帯電話の番号を知らないものだから、家に電話してみた


父は、だいたい家の電話には出ない人だから、きっと繋がらないだろうな、って思ったら


なつかしい父の声が!


「あ!お父さん?明美!!」って、何だかうれしくて私の声は上ずっていた


血圧やお薬の話をして話は終わったのだけど、何だかまだ話し足りない


2人で電話を切るきっかけが作れずしばし沈黙、、、


すると、私がいきなり言い出した


「お父さんに言いたかったことがあったの」って


心の中の自分は大慌て!


「明美さん、何?何?何を言おうとしてるの?」って


そうしたら、現実の自分は、そんな心の中の自分を制して勝手に話し出した


「感謝してるの・・・」


堰を切ったかのように言葉が溢れる・・・


「お父さんが、患者さんのために一生懸命働く姿を見て育ったことに感謝しているの。


私ね、今、小説書いているの。信じられないでしょ。


本当はね、お父さんに会いたかったし電話もしたかった。


だけど、明美が自分の力で何か成し遂げるまで我慢しようって決めたから、それで我慢していたんだ」


父は、黙って聞いている。


「まだ、形になっていないの。出版社も決まっていないしね」


私は笑いながら言った。


父は、小さく「そうか」と答えた。


私はまだまだ続けた。


「だけど、私がこれをやろう!って決めたのは、お父さんとおじいちゃんがお金のない患者さんにも優しく接していたからなの。


お父さんが、お金を払えない患者さんの往診先で、振る舞われたお夕飯にハエがたくさんたかっていても喜んでいただいてきたって話を聞いて育ったからなの。


だからね、そういうおうちで育ったことに感謝している。


ありがとう。


お父さんたちを見て育ったから、私も何か人のために役に立ちたい!って思ったの。


私は人の命を救うお医者さまにはなれなかったけれど、別の形で何かしたいって思って。。。


それで、小説を書く事にしたんだ!


それから、何不自由なく育ててくれて本当にありがとう。


結婚してから苦労はあったけれど、でも、お父さんの家にいた頃は不自由なかったもん。


感謝しているよ」


言いながら、涙が出てきた


でも、泣いている様子は父に知られたくない


だから、近々遊びに行くね、とだけ伝えて電話を切った




簡単なことなのに、どうして今まで伝えられなかったのかな


とってもすっきりしました


最初は、「あらあら、、、」って驚いていた、奥の方の自分も納得していたよ




そう!


乳がんの検査をしてから、何かがパチンとはじけたの


まだ、崖っぷちに立ったわけじゃないけれど、今、断崖絶壁の手前で崖の前に立つのか戻るのか、準備をしている感じ


もしも、海に身を落とすなら、きちんとすべてをクリアにしてからにしようって思ってます


決してオーバーなことじゃないと思う


人として生まれたのなら、最期を迎えるのは人間の当然の原理


ならば、準備は早くたって問題はないんじゃないの?って思えるようになったのね


まずは、身辺整理


これは、私が2月に行ったことだけど、できる範囲で身辺整理すべきなんだよね


特に、私には私の血を分け合った子供がいるわけだから、


私が急にいなくなった時の準備はしておかなくてはいけないと思っている


私の母がそれをできなくて、急に亡くなったので、たぶん母は天国で悔やんでいると思うから


私は、そういったことを母の死で確認している


だから、、、お洋服好きな私のお洋服は寝室に溢れているということは許してもらって(笑)


それ以外のことで、自分にできる準備はしなきゃって思う


身辺整理して悪いことはないと思うから!




身辺整理は、行動に当たるものだけど、気持ち的なこと?


それも準備のうち


それは、感謝の気持ちを言葉で伝えること




小説に書いたものを以下に紹介します


ここに出てくる奈津実さんは、私に年齢も生い立ちも思想も近い女性


俺=奈津実さんの息子です



俺は、神様だか誰に対してだかわからないけど、藁をもすがる気持ちでとにかく奈津実の体の無事を祈った。


どうか、奈津実の体に何も問題がありませんよう。


と、祈った途端、俺が英語で習ったある文章がいきなり記憶の引き出しから出てきた。


People usually don't appreciate something until it's gone..


人は、何かを失うまで、その有り難さに気づかないものなのだ・・・


今、俺は命という尊いものをはじめて心から深く感じていた。


俺の心臓の鼓動は規則正しい。これって生きている証なんだ。


奈津実の心臓も今は俺と同じく規則正しく動いていることだろう。


早く帰って奈津実に言わなきゃ。


与えられた命を大切にするのなら、まずは体の不調を調べて病気だったら治さないといけないよって。


生かされていることに感謝の気持ちを持つんだろ?


俺が小さい頃から奈津実がずっと言い続けてきたことなんだから。


俺は心の中で「奈津実ー!」と叫びながら、一目散に家に向かった。


To be continued・・・   Written by 鈴乃@Akeming


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あれ?


小説に書いたことが本当になっちゃうのー?笑。。。。



そう、


People usually don't appreciate something until it's gone..


「人は、何かを失うまで、その有り難さに気づかないものなのだ・・・」


失ってからでは、遅いからね




とにかく、感謝の気持ちを言葉で相手に伝えること。。。


これは、自分が最期を迎える前にすべき一番大切なことなのかなと思うわ~




私の夫も母と同様、自分の肉体が消えるなんて思わず、遠い世界に旅立ちました


きっと、彼らが天国で「現世でこれをやるべきだったな」ということのひとつに


「感謝の気持ちを伝える」ということがあったと思うの




ありがとう


って、いろいろな存在に言える


父に、


子供たちに、


亡くなった母と夫に、


兄弟や、血のつながりはなくても義理の両親、兄弟に、


いつもやさしいお友達に、


ブログを読んでくださる皆様に!


そして、


私を守ってくれている高次元の存在に、


ハワイに、


海に、木々に、空に、太陽に、雲に、


ベランダを歩くアリに、タンポポに、、、君らにはいつも癒されているからね、、


そして、いつも私に休息を与えてくれるベッドや、


書く事が大好きな私のお友達、PC


でも、サイコーのありがとうは、、、




明美さん!私という存在に!


あなた(私)という存在がここにいるから、私は、その肉体を使って、泣いたり笑ったり怒ったりできるの


そして、こうして書く事も!!!


だから、一番のありがとうは、私に、、、




サンキュ、あけみんぐ




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こんな私だから勘違いされやすい!(-ι- ) 。。。


でも、誰が何と言おうと、自分という存在に対する愛は止むに止まれぬ愛ですな。。。