ハワイ島の黒砂ビーチでの一枚
恋しい!!
大きな大きな自然が恋しい!
Nature Girl(自然児)になりたい!
浜辺を走りたい!!!
下の写真・・・カウアイのハナレイにて
(ハナレイ・・・映画の撮影にも使われるとてもきれいなところです)
海を見ながら島とお話した
「また来るから」って
YES~~~
また行くから待っていてね!!!!
さっき、沖縄へ引っ越した青子さんと電話で話していて
似たような境遇と思いに驚き!
私たちが3年前に香港に買い付けに行ったときから、私たちのこの運命って決まっていたのかなぁ
(注*私は、初めての買い付けは青子さんに同行していろいろ教えてもらいました)
2年前の写真だけど、このとき夜通し遊んだっけ。。。
青子さんのブログをご覧ください!驚きの人生を送ってます→ 生まれかわった青子さんブログ
沖縄での生活の話を聞いて、私もハワイが恋しくなっちゃった。。。
I miss Hawaii
でも、ハワイはいつも私を待っていてくれる!
ハワイを去るときは雨を降らせて泣いてくれるし(笑)
レイをハワイの地に、海に返したんだもの
きっと願いはかなう
下の写真、イオラニ宮殿で私が気に入ってしまった大木
先月、私がハワイを去ってから冷蔵庫にしまったままのレイを思い出した
だから、お友達に願いをたくした
「あのレイをイオラニ宮殿の、あの大木の亀の頭のような根っこにかけてほしい」
そう、
右の写真は、私がハワイを去ってからの写真
お友達が、私のレイに対する思いに涙してくれて、約束を守ってくれた
最後に、私のレイの思い出を読んでください・・・
■俺=カイくん
■奈津実=カイくんの母親
俺は、レイを首からはずそうか、はずすまいか、迷いつつ、レイをいじっていた。
すると、奈津実が俺の首にかかったレイを両手で持ち、前と後ろの長さが均等になるように直して言った。
「レイは、こうやって首にかけるものなのよ」
「下にぶらさげるんじゃないんだ」
俺が言うと、奈津実はうなずいた。そして、にっこり微笑むと言った。
「あとね、レイは使ったら自然に返すものなのよ」
「ってことは、土に返すってこと?」
「そう。決して捨ててはいけないのよ」
「心のこもった贈り物だから?」
「それだけではないわ。万物に神様が宿っているという考えのハワイだもの。
その自然のものを材料に作られたレイは、神聖なものなのよ。
自然に敬意を払って、その恩恵に感謝するっていう意味で、自然に返すのは当たり前のことよ」
奈津実がそう言うと、並んでいた列が動き始めて、乗客たちが次々に搭乗し始めた。
俺らも列の流れに従って、機体へ入る扉へと向かった。
席について、シートベルトを締めると奈津実が言った。
「レイには思い出があるの」
「思い出?」
「1年半前のことよ。1年半前って私がどんな状況だったか、カイくんは思い出せるかしら」
「1年半前ね・・・。夏か。前の会社の代表を降りて、新しいことを始めたばかりの頃だね」
「ええ、何か書かなきゃ、って気づいた頃よ。でも、何を書けばいいのかわからなかった」
「それとともに、お金の苦労が始まったっけね」
「あの頃、なぜだかハワイに行きたくなった。現実逃避に近い気持ちだったけれどね。
私のハワイへの憧れが復活した頃よ」
「ああ、そういえば、あの時15年ぶりの渡航って言っていたね。
家を売ったお金を預けちゃった後じゃない?お金がなかったのによく行けたよね」
「願えば行けるものなのよ」
奈津実は笑った。前なら有り得ねーって笑った俺だが、今なら本気で受け止められる。
そうだ。願うことを忘れている俺らだからこそ、有り得ねーって思うんだ。
願うことを忘れていなかった奈津実だからこそ、有り得ないことが起こりうる可能性はあったんだ。
「で、レイの思い出って?」
「ハワイでレイをいただいたのよ。初めてだった。
レイを首にかけられた時、夢にも出てきたハワイに自分がいるっていう事実が喜ばしかった。
でも、その香りに癒されるたびに、自分の中の誰かが登場して喜ばしい私を制したの。
数日後に現実に戻らなくてはいけないんだってね。
とてもむなしく感じたわ。だから、私はハワイを連れて帰ってきたの。
日本でもハワイを感じて癒されたかったから」
空席が目立つ小さなジェット機は、すぐに搭乗が完了した。
フライトアテンダントの緊急事態時に備えた用具の使い方が、英語で始まった。
俺の中で、奈津実の声が響いた。
ハワイを連れて帰ってきた・・・?
俺は、あれ?と思った。
そして、急に頭ん中の記憶の引き出しが開いたかと思ったら、ある映像が流れ始めた。
エアコンディションの効き過ぎの機内にいるというのに、記憶がよみがえると共に蒸し暑い空気が体を包み込んだ。
蝉の鳴き声が響いているから夏だ。
俺が、何か飲もうと思ってキッチンに入ってきた時の映像が流れる。
ベランダで洗濯物を干していた奈津実が、立ち尽くしている。
俺は、どうしたのかと思って、ベランダにいる奈津実に声をかけたんだ。
「ね、どうしたの?」って。
すると、奈津実は、後ろを向いたまま悲しそうな声でぽつりと言った。
「庭師さんが、ハワイを持っていっちゃった・・・」って。
そう、前日うちのマンションに庭師が入っていて、共有の庭がすっきりきれいになった翌日のことだ。
夏の間にぼうぼうと生えた雑草がきれいさっぱり刈り取られていた。蝉の鳴き声が響く。ツクツクボウシだ。
俺は、笑いながら言った。「庭師がどうやってハワイを持っていくわけ?」って。
そうしたら、奈津実が言った。
「せっかくハワイから連れて帰ってきたのに。
ここでハワイのお花と会話するのが毎日の楽しみだったのに」
俺は、てっきりハワイの花の何かが庭に植えてあったのかと思った。
よく考えるとへんな話なのだが、あの頃は、奈津実の話を寓話だの妄想だのと、バカにしていた俺なので、軽く聞き流したんだ。
おや、でも待てよ。奈津実がハワイでレイをもらったのは1年半前だ。
庭師がレイを掃除してしまったのって、半年前の夏だぞ。
機体が動き始めた。すると現実の奈津実が話し始めた。
「1年半前、レイの糸をほどいて花びらを我が家の庭に放ったの。
日本の土に返したのよ。返したっていうか、私のお友達としてお庭にいてもらったのだけど。
だって毎日そこをのぞいては「元気?私は今日は悲しいわ」とか、
「昨日いいことがあったの」とか、話しかけていたから」
俺は言った。
「うん、僕、さっき奈津実が「庭師がハワイを持っていってしまった」って言っていた去年の夏を思い出したんだ。
あれってそのレイの花びらのことだったんだね。でもさ、庭師が掃除したのって去年の夏だよ?
奈津実がレイを放ったのってその前の夏でしょ?」
「私も驚いたわ。レイの花びらは1年も私の家の庭にいたのよ」
「ええ?本当?すげーな、それは」
俺はマジ驚いた。花びらってそんなに生命力強いの?って。
「黄色い花びらがいつまでも土の上に残っていたの。
庭に放って1ヶ月くらいから「もう土に吸収されるかしら」って心配していたけれど、
なんと1年も側にいてくれたわ。
私を励まし続けてくれた黄色いレイの花びらには感謝の気持ちでいっぱいよ。
こうしてハワイに今自分がいるのも彼女のおかげかもしれないわ。だって私は負けなかったから」
奈津実はうれしそうに言った。
俺は、奈津実の話を聞いて、俺らしからぬ非現実的なことを考えていた。
もしかしたら、その花びらもハワイの使者だったんじゃないかって。
1年半前のハワイで、奈津実は役目を果たしたビーズの首飾りをハワイの海に返した。
あの、ルーとの話の中に出てきた壊れた首飾りは、奈津実をハワイに送るまで見守るところまでが役割だった。
そこでバトンタッチして登場したのが、黄色い花びらのレイだ。
彼女の役目は、奈津実を励まし続けて、ハワイと奈津実を繋ぎ続けること。
だって、花びらがなくなってから奈津実は物書きとしての自分を認めて、ハワイのことを書き始めたんだから。
あはは、俺まで空想家になっちまったか(笑)
でもさ、奈津実って不思議な人だな。非現実的な話がしっくり合ってしまうんだから。
万物に命が宿っているっていう考え、ありかもしれない。
奈津実の側にいて、奈津実の話を聞いていると、そう思わざるを得ない。
万物に命があるとしたら。
それらを信じて自分のパワーとすれば、幸せにしてくれたり、苦難を乗り越えるために俺らを助けてくれるのかもしれない。
気持ちの持ちようなんだ。レイをただの花の首飾りと思えば、きれい、いい香り、というだけで役目は終わる。
が、しかし、それを自分のパワーと考えれば、奈津実のように苦難を乗り越えて、次のステップへと繋いでくれる手伝いをしてくれるのかもしれない。
俺は、昨日の天国のビーチでの俺を思い出した。
俺は、大雨がやんだ後のビーチで、気持ちの持ちようで事態がかわることってあるんだ、思考のチェンジって大切なんだって、思った。
それって、奈津実が実際にやってきたことなんだ。奈津実は、ネガティブになっても思考のチェンジで事態をかえてきた。
俺は、昨日ビーチで太陽の光を手の平でさえぎった時に、手が透けているかのように思えて、そこに映る何かを心に感じたっけ。
それは、力強い命のような、生きている証のような、一種の生命力のようなもの。
そうか、それが自然の生命なのか。俺は、それを俺のものなんだなって思ったんだ。
俺が感じる自然の力。それは、俺のものとして取り込むことができるのか。
人間のように言葉を話さないからって、ちっぽけな存在に考えてはもったいないんだな。
自然の力って偉大なんだ。このかぐわしい香りのレイだって、と、俺は自分の首にかけられたレイを手に取った。
To be continued・・・ Written by 鈴乃@Akeming
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