プライド | ma*nani通信Akemingのステキな40代

ma*nani通信Akemingのステキな40代

年をとるのはこわくない!
ワタクシ、Akemingは只今47歳。東大卒のりょーたと大学生の姫のワーキングママです。
美しく年齢を重ねられるよう日々努力しています。
若さの秘訣。それは気持ちから。
キレイな心を磨いて年齢を重ねるごとにパワーアップ!

あの日・・・


半月だった。


街路樹の通りから日赤商店街の通りに出たとき、月と目が合った。


その夜、月は都会の空の月とは思えないくらい、まぶしくきれいな月明かりを放っていた。


「あ、これから満ちてくるんだ」


と思った途端、月が話しかけてきた。


「私はこれから満ちてくるからね。あなたもそうかもよ」


漫画に出てくるような横向きの顔の月がわたしに言った。


わたしは、月がしゃべっていることを不思議と思わずに返した。


「そうね、わたしも今、満ちてくるタイミングなのかもしれない」


すると、月は「ふふ」と笑って言った。


「でも、どうして私が満ちてくると思った?もしかしたら欠けているところかもよ」


「そうね。でもあなたはこれから満ちてくるような気がしたの。今のわたしの気持ちと同じくね」


月は、ほほぅという顔をして「それは前向きでよいことです」と言った。


わたしは続けた。


「でも欠けてきているとしても・・・・

自分自身が欠けてきているとしても、わたしは決してネガティブな気持ちにはならないわ」


「それは?だって減っていくのに?」


「わたしのいらないものを削ぎ落としていると思うから」


「あはは。あなたって本当に前向きな人」


月に褒められた。


前向きだねって。


わたしは月明かりに照らされた道を歩きながら考えた。


わたしが前向きになれるのはどうしてだろう?って。


わたしの周りの友人たちは、時々わたしの前向きさに驚く。


彼らが驚くということは、わたしには何か理由があって前向きな自分でいられるのだろう。


わたしが前向きになれるのはなぜだろう?


すると、月がまた話しかけてきた。


「その答えは、一週間後に教えてあげる」と。


「一週間後に?」


「そう。満月の前の日に」


「そうだった。来週の今日は満月前日だわ」


「満月までの一週間であなたのその前向きな姿勢を試しますから」


「試す?わたしを?どうやって?」


「それは、これから起こる事だから。とにかく、満月の前夜、また私に話しかけてごらん」


その時、わたしには自信があった。


何が起こっても大丈夫って。


でも、月の試しって一体何なのだろう。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



満月前夜。


一週間前の月とは違い、強い光とともに強いパワーをからだに感じる。


さすが、満月にあと一歩の月光。


美しいな、と思いながら、わたしは、月に向かって話しかけた。


「約束通り、教えて。わたしはどうして前向きになれるのか」


「おやおや、すっかり立ち直っているね」


月は初っ端からクスクス笑ってわたしを見て言った。


顔がふっくらしていて優しい笑顔だった。


「あなたがなぜ一週間後って言ったのかわかったわ。

本当にこの一週間で衝撃的なことが起こった。

一週間前に『これからわたしも満ちていく』なんてあなたに言っていた自分が少し恥ずかしいわ・・・」


わたしは少し拗ねるように月に言った。


「うんうん・・・いろいろあったのものね。

つらかったね。

今回、あなたの魂が傷ついたのが私にはわかりましたよ。

でも、もう傷は癒えているね」


「ええ。前向きだと思っていたわたしだけど、傷を癒すのに24時間かかったわ。

傷を癒しながら、後ろに後ろに下がっていく自分がいた」


わたしはため息混じりに言った。


「でも一日で立ち直ったんだ」


「そうね・・・周りの助けがあったから一日で何とか・・・

いつもはほとんど自分で治癒しちゃうのだけど、今回はそうもいかなくて」


「それだけ、あなたを揺るがす衝撃があったってことですね」


「そう。だって、絶好調だったんだもの。

あなたにも言ったでしょ?『わたしもこれから満ちていくんだ』って。

ところが、わたしは甘かった。

わたしはこれでいいんだ!って自分を信じて進んでいるところを鎧を着た兵がいきなりわたしを止めた。

『キミ、キミ!この先はその格好で行けないよ』って。

『ボロボロになるだけだから、まずは鎧を着なさい。それができないなら力をつけてきなさい』

って言われたわ・・・」


「あなた、そこを通るのになぜ鎧を着ていかなかったの?

考えればわかることでしょう?」


「だって・・・

わたしはそのままの自分がよかったんですもの。

鎧なんか着なくても・・・

鎧を着なくても進める自信があったの。

それに、わたしには戦闘力がなくても別の働きはできると思ったの。

だって、戦場にはナイチンゲールが必要でしょ?」


「あはは・・・確かにね。

しかし、あなたは度胸あるね。そのままであそこを通り抜けようとしたなんて。

私から見たら無謀な行動だと思いますよ。

鎧くらいつけていけばよかったのに」


「どちらにしても、とにかく、わたしの思いは受け入れられなかったの・・・

だから傷ついた。

自分がこんなに純粋で強い思いがあっても、力がないと通用しないんだって悲しかった」


「で、諦めたわけ?」


「・・・うん・・・少し卑屈になって諦めようとしたわ。

でも、一日たったらそれがバネになってポーンと遠くに飛ばされた」


「じゃあ、進めたってわけね」


「周りの力によって、ポーンと飛ばされた感じ。

わたしってラッキーなのかも。

鎧を着た兵の上を飛び越えちゃった。

わたしにパワーを与えてくれた存在に感謝しなくちゃね」


「でも、飛び越えたのはいいけれど、武装していないとたいへんな目に遭うかもしれないし、力がないと受け入れてもらえない。

どうするの?」


「そうなの。そこが考えどころだわ。

でも大丈夫。

このまま・・・素のままで進むわ。

それに、鎧の兵隊の言うとおり、力をつけなきゃいけない部分もあると思うから。

それは取り入れて、あとは自分をかえることなく進んでみる」


月はにっこり微笑んで言った。


「前向きですね。

じゃあ、教えてあげる。あなたが前向きになれるわけを」


そうして、一瞬、間を置いて言った。


「たぶん、一週間前のあなただったら言っても理解できなかったと思う。

だってあなたは自分が満ちてくると思っていたのだものね。

でも、今回苦い経験をふんだことで、今日ならきっと深くわかると思いますよ」


「ありがとう」


「あなたが前向きになれるわけ。

それは、あなたを支える一本の柱・・・」


「一本の柱・・・プライドってこと?」


「そう、そうとも言える。

いい意味で自尊心が強いからね、あなたは」


「でも、わたしは自分がすごいだなんて思っていないわ。

ちょっとかわった感性を持っているかもしれないけれど・・・」


わたしは少しまごついた顔をした。


「いい意味でって言っているのです。

あなたは自分に誇りを持っているでしょ?」


「ええ・・・確かに・・・

自己愛が強いから、自分が誇らしいと思えるわ」


「それが、私の言うプライドというものです。

尊大に構えるわけではなく、自分を信じて誇りに思う」


「でも・・・

それって勘違いするとエゴの塊になってしまう」


「そう?

あなたは、自分の利益のためにそのプライドを守っているの?」


「違う・・・

自分を愛することってある意味自分本位かもしれないけれど、自分勝手な利己主義なものとは違う。

誇らしい自分を感じるのは、自分を信じているからだもの」


「その通り。

私の言っているプライドとは、エゴイズムとは違うものですよ」


「その・・・一本の柱、プライドが前向きなわたしにしてくれるのね・・・」


「そう。

私にはわかる。あなたのその柱、心の芯は、頑丈で、そしてしなやかだって」


「頑丈でしなやかなプライド?」


「強いだけの柱では、折れた時の衝撃によるダメージが強くて危険です。

強いと自負しているだけに、そうなったらどんな痛手を被るか・・・

今回もその強いという自信で、柱に衝撃がかかった時つらかったはず」


「そうね、つらかったわ」


「でも、あなたのそれは、強いだけではないからいいのです。

ただの硬い頑丈な柱なら、折れてしまうことがあるでしょう。

でも、あなたの柱はしなやかにたわむ。

強い力で曲げられても、しなうので折れることはない」


「強くてしなやかにたわむ・・・なるほどね。それが前向きなわたしを支える柱なのね」


月は目をつぶってうなずいていた。


わたしは続けた。


「柱がたわむから、ダメージを受けてもすぐに立ち直ることができるってわけね。

その柱がたわむわけは・・・わたしにはわかる!

すべて自分への愛からきている!

自分が愛しいから、たわむことができるの。

そう!愛があるから強いだけの柱ではないの・・・

そして、愛が強いからすべてに感謝の気持ちを持てる。

この感謝の気持ちもしなやかな芯を強化すると思うわ」


すると、月は言った。


「あなたの場合、そのプライドを貫いてもいいと私は思いますよ。

へんな欲求にかわらない限りはね」


「プライドを貫こうと思うと、周りから『頑固だね』と言われてしまうの・・・

でも、もしも、完璧に貫けたら、これはひとつのブランドとして価値があるかもしれないわ。

新しいものは生まれなくてはいけない。

いつまでも何かの概念にしがみついていたらいいものは生まれない。

わたしはプライドを持って、そして、それを大切に育みたい・・・

プライドって成長するものだと思うし、質も上がるものだと思う。

ね?これもひとつの固定概念を崩すものよね?

プライドが成長するなんて、誰も考えたことないと思うわ!」


わたしは興奮気味に言った。


でも、月はもう答えてくれなかった。


わたしが自分の中で答えを出したから?


「ね、これでいいの?」


と聞いたけれど、月は微笑むだけだった。




明日は満月だ。


月のパワーも全開。


わたしのパワーも全開にして、自己愛を持って、自分を信じて突き進もうと思った。


そして感謝の気持ちも持って。


ありがとう。

愛してます。


THE END  Written by 鈴乃@Akeming


Copyright © 2008 heartloop Co.,Ltd. All right reserved



【 プライド 後記 】


このブログ、先週から書き始めていました、実は・・・


でも、書く予定の内容と違うものになってしまった


今回、わたしの甘さが原因で失敗してしまいました


失敗というか・・・前進できなかった、と言えばいいかな?


でも今回の経験を生かして、次に進もうと思います


つらかったけど気づきもあったしよしとしています!



ブログを書き始めて4年くらい・・・(だったかな???)


いつの間にか、海外や、東京から遠く離れた地に読者が増えていました


うれしいことです


みなさんから励ましのメッセージをいただくのですが、そのたびにからだがジーンと熱くなってウルウル



ある方からは


>大げさに聞こえるかもしれませんが私はAkemingさんのBlogにどれだけ救われた事かわかりません


とメッセージをいただき


海外の読者の女性からも


>私はあけみさんのお話は大好きで、温かくなったり切なくなったり、時には一人でにやけたり・・・


>また家族の素直な気持ちを書かれた時には涙してしまいました。


>上手くいえないのですが、何かしらの手伝いを文の中から頂くのです。


>背中を押してもらったりするんだけど、ボンって感じでなく「大丈夫よ」ってフワッて押してくれる感じ。


とメッセージをいただきました


(※ご本人からご了承いただき掲載しています)



わたしのブログを通してサロン商品をお買い上げくださった方からは、


わたしの商品を着たことで、オフィスのムードも明るくできました、とご報告いただき・・・


その方は「私は、あけみさんの媒介者になってる」と言ってくださいました


わたしのみんなを幸せにするというミッションのハーネスになっているとメッセージをくださいました



うれしくて涙がポロリ・・・



つながっているんだ、、、夢じゃないんだ、、、って



わたしの立ち上げた会社名はheartloop


ハートの輪


「どういう業種ですか?」と聞かれると困る社長なのですが(自分でもよくわからない(笑))


わたしの願いは、日本全国がハートの知恵の輪で繋がってほしいということ


わたしのハートから繋がって日本列島ハートの輪を横断させたい



それは、温かい心、豊かな心・・・


現代社会の中で生きていると忘れがちな大切なことがあります


わたしは未熟ながら、自分で気づいた範囲でみなさんにそれらを伝えていきたいと思っています


自分の方法でね!




さあ、明日は満月


満月パワーはすごいですよー


満月前に気づきがあってよかったです!(失敗は成功の元!ちょっと悲しいけどがんばります)


明日は満月に向かって、わたしの願いをお祈りにかえてお月様に伝えたい


新たな決心とともに・・・




最後に・・・


わたしが落ち込んでいた時、励ましてくださったお友達、ブログを読んでくださっている方々・・・


ありがとうございました!


みなさんのエールがわたしのパワーとなります!




そうそう、息子、りょーたにもお礼言わなきゃね・・・


そのガクっと落ち込んだ日、彼にすぐメールで報告したらすぐに返信があり


「最初から成功するならみんな苦労しないって


言われたことを改善してまたがんばればいいじゃない」


とあり・・


最後に


「批判もちゃんと聞きなよ」と(笑)


ママのことをよーくわかっている(-m-)ぷぷっ




ありがとう