あなたに会いたい | ma*nani通信Akemingのステキな40代

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年をとるのはこわくない!
ワタクシ、Akemingは只今47歳。東大卒のりょーたと大学生の姫のワーキングママです。
美しく年齢を重ねられるよう日々努力しています。
若さの秘訣。それは気持ちから。
キレイな心を磨いて年齢を重ねるごとにパワーアップ!

会いたいと思う人はたくさんいる。


私と縁があるのにまだ会えなくてどこかで待っている人とか・・・


でも将来出会う人は、きちんとタイミングに合わせて会えるはず。




今、会いたいなーと思うのは・・・


小さい頃のりょーたと姫!






つい最近、夢の中で3歳くらいの姫が叫んでいた。


「あかたんも!!!」って。


彼女の名前はアカリ。


みんな、彼女を「あかたん」って呼んでいた。


わたしなんかいまだに家では「あかたーん」って呼んでいる(姫は迷惑だろう・・・)


夢の中では姫が「あかたんも!!!」って駄々をこねていた。


その駄々っ子あかたんの姿がかわいくて、朝起きた時に「あー3歳のあかたんに会いたいな」って思ったら涙が出てきた。


本物の姫は隣の隣の部屋で寝ているというのに。




さっき、スコールのような雨が降り出して、たまたま自宅でデスクワークしていたわたしはベランダに急いだ。


ベランダに屋根はあるけれど、吹き込む雨でお洗濯物がぬれる勢いで雨が降っていたから。


お洗濯物を取り込んでリビングに入ったとき、遠くに飾ってある写真の夫と目が合った。


なんだか「おいおい」って呼ばれているような気がした。


あ、昨日パパのバースディだったのにお墓参りに行けなかったからかしら。。。


なんてぺロっと舌を出して「ごめんね」って謝りつつ(でもお墓に彼がいるとは思えなくて)

なぜか、その時出たわたしの言葉・・・


「ねぇ。いいんだよね、これで。


いろんなことあるけど、わたしの幸せの源にあるのはりょーたとアカリってことで。


そんなに大きなことは望まないよ。


起こることは自分に起こるべきことなんだから、何も恨みたくないし、これでいいと思っている。


もちろん、パパが死んだことも自分の中ではクリアしているからね。


わたしにはりょーたとアカリがいるから、今はそれでいい。」


りょーたと姫の洗濯物を片手に、そんなことを心の中でつぶやいたわたしでした。


子供たちの洋服を洗濯できる喜び???


って、なんだかへんだけど、わたしはそんなことにも感謝する人間です。




実は


雨が降り出す1時間ほど前から、わたしは自分の古い手帳を読み耽っていた。


古い手帳は5冊。


一年に一冊だから5年分。


りょーたが生まれた頃から姫が生まれるまで。


手帳につけていた育児日記を読んで、思い出が走馬灯のように映像で現れて、とても楽しい時間を過ごした。


わたしのかわいい子供たちが心の中によみがえって、今という時を忘れて昔の思い出にひたっていた。


なんて素敵な思い出なんだろう?!


我慢しなくちゃいけないこと、たくさんあったけれど、今思うとそんなの平気なわたしだった。


今みたいにネイルサロンに行けなかったし、メイクなんてほとんどせず、おしゃれは二の次。


華やかな場に出ることもなく、家と夫の実家と子供のお稽古事の往復・・・


でも、素敵な思い出!!


手帳を読んで、その頃の小さな幸せみたいなものを思い出して、胸がきゅーんとなった。


今は今で楽しい時間がたくさん。


わたしのブログには、シャンパンだのパーティーだのお洋服だの、華やかチックな話題が多いものね。


夜は、お食事に誘われることも多く、パーティーのお誘いも多い。


時間があると、一人でクラブに踊りに行ったり、余裕があれば思い立って海外にも一人で行ける。


でも、そんな今の楽しい時間とは比べられない子育て時代の思い出。


手帳を読みながら、そんな時代が自分にあったことを確認して小さな幸せを噛み締めてました。


もしかしたら、その頃に戻りたい!って思ったのかも。


平和で安定した生活を送っていたその頃のわたしに。




だから、すごく会いたいです。


小さい頃のあかたんとりょーたん、


あなたに会いたいです。


小さい二人をもう一度、ママが抱きしめて「大好き。ママはあなたが大切なの」って言いたい。


ママとパパを信頼して、中尾家で一緒に成長してきた二人の子供たち。


愛しいです。


小さい頃、彼らはわたしたちを頼って一生懸命生きてきたんだって思うと愛しい。


いいママだったのかなー


大丈夫かなー


といまさら心配してもしょうがない。


だから、小さい頃の彼らにまた会いたいの。


「大好き。愛しる。ごめんね。ありがとう」って言いたい。


大好き、愛してる、っていうのはそのままの気持ち。


ごめんねっていうのは、若いママだったから足りない部分がたくさんあったのを自分でわかっているから。


今のわたしだったらこうしていたな、ああしていたな、ていう反省点はたくさんある。


ありがとう、っていうのは、彼らの存在に。


彼らがいてくれたから、わたしは強くなれた。


こんなこと、ここで書いていいのかどうか・・・って感じだけど。


「キミだったからよかったね。


他の女性だったら自殺していたかもしれないこと、乗り越えられたのはキミだったからだよ」


とか


「よく自殺しないでがんばってきたね」


とか、言われることがあって。


そう言われると


「え~~?!わたしってそんなにたいへんなこと乗り越えてきたの?」って笑っちゃう。


笑えるわたしがいるっていうのは、たぶん、幸せの源にいつもいた子供たち二人の存在のおかげなんだと思う。


ありがとう、って子供たちに言いたいのは・・・


彼らがいたからいろいろなことを乗り越えられたんだって思えるから。




ね?


だから、パパ。


わたしはこれでいいと思ってる。


気がついたんだもの。




白いピアノの上の写真の夫、笑っているのだか、怒っているのだかわからないけれど、


一方的に言葉を吐き出して、でも、なんだか心が落ち着いた午後でした。




あ、雨も小降りになっている・・・


姫がアルバイト先から帰るとき、雨がやんでいるといいな。




今日もママはいないけれど、ご飯の用意はして出かけるからね。


安心しておうちに帰っておいで~~~