路上のキス | ma*nani通信Akemingのステキな40代

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年をとるのはこわくない!
ワタクシ、Akemingは只今47歳。東大卒のりょーたと大学生の姫のワーキングママです。
美しく年齢を重ねられるよう日々努力しています。
若さの秘訣。それは気持ちから。
キレイな心を磨いて年齢を重ねるごとにパワーアップ!






翌朝、二日酔いだった。


「少し飲みすぎたわ」


私は、水をたくさん飲み、熱いお風呂に入った。


バスタブのお湯につかりながら、あなたのことを思い出していた。


あの後、あなたは自分が帰宅するのに遠回りになるのをわかっていながら、


私をタクシーで家まで送ってくれた。


翌朝、9時台のフライトと言っていたあなたの睡眠時間が心配になり、


別々の車で帰りましょう、と提案したが、結局は、小さな空間であなたと隣り合わせに座るという誘惑に負けて、


あなたと15分ほど、タクシーの中で二人の時間を楽しんだ。


車中では、何度も唇を重ね、あなたの香りが私に移るくらい、密接した。


私は、その場面を思い出し、ふうとため息をつき、そして、バスタブのお湯にアロマオイルを数滴入れた。





アロマオイルの香りが、あなたの昨夜の心地よい香りと重なって、胸が締め付けられた。


「あなたに会いたい」と思うと同時に、昨夜の自分の行動は度を超えていなかったかどうか、心配になってきた。


私は、バスタブから出ると、バスタオルでからだを巻いたまま、あなたにメッセージを送った。


昨夜、携帯電話のメールアドレスを交換したので、


返事はわりとすぐ返してくれるはずと思いながらメッセージをうった。


>昨夜は楽しかったです。
>あちこちでご馳走になり、ありがとうございました。
>本当に素敵な時間だったのですが、ひとつ、気になってしまって・・・
>私ったら、あなたのクライアント先の近くというのに、あなたにキスをしてしまって。
>お酒に酔っていたせいにしたくはないのですが、ごめんなさい。


あなたに対する気持ちを抑えられず、キスをしたのが事実だ。


お酒の酔いは関係ない。


キスをしたこと事態は、悪いことだと思っていない。


好きな人と唇を合わせることは、自然な成り行きだと思うし。


ただ、お互いの気持ちを確かめ合うこともなく、唐突な行動に出たことを詫びようと思った。


感情の赴くままに行動に走るということは、大人の女性ゆえにわきまえるべきだった、と反省していた。


あわててバスルームから出てきたので、びしょびしょの髪の毛から水滴が滴り、肩が濡れていた。


私はバスタオルで肩の水滴を拭きながら、昨夜、あなたが私の肩を撫でてくれたことを思い出し、


その左肩を強く押さえた。


あなたの香りが、ふと、私の頭をよぎった。


香りは、鼻で感じるだけではないと思う。


香りって、五感を研ぎ澄ませると、目で、耳で、感触で、脳で感じることができると私は思っている。


あなたのあの香りは、私の頭をよぎり、そして、心で香っていた。


髪からどんどん滴る水滴に気も留めず、私は、あなたの香りを五感で感じながら、


寝室から冬の景色を見ていた。


その時、「ビンゴ!」という声が私の中でした。


そう、クリスマス後のあの冬の空を見た日。


ベッドの中で自分のぬくもりを感じながら、冬の色と音を目で楽しんだあの朝。





私は、寝室から見える木々の枯れ葉をぼんやりと見ながら、


「今年の冬は、いつもの冬と違って、何か物足りない、それは、何だろう。
あと少しで、手が届くのに、手に入らない何かがある。それは、私の冬に必要としているものなのに」


という、漠然とした思いが、冬を感じる音と交差していたのに気づいていた。


あと少しで何かに手が届くと意識していたあの頃は、リーチの状態だったのだ。


そして、今、ビンゴ。


それはあなただったのだもの。


私にはあなたが必要だったのだ。



To be continued・・・   Written by Akeming


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【 路上のキス 後記 】



このショートストーリーは、長編の一部で、この前にもストーリーがあり、もちろん、この後も続きます



なので、何となく話が繋がらない部分もあるかもしれないけれど、



それがよかったりもするので、あとはご想像くださいねっ(うふっはーと



ということで、タイトルは「路上のキス」ですが、路上のキスシーンは登場しません



路上のキスシーンは、いつか!!(長くなっちゃうので)



前は、男性とのイタリアンレストランでのお食事シーンやバーでのシーン、そして路上でのキス



後は、主人公が自分の気持ちに気づいて、彼を愛しむ気持ちがどんどんわいてくるシーン





もうすぐ春がやってくる



ワタシは、夏が好きなので、冬が嫌いだったけれど、



今冬は、いろいろと学びがあり成長したせいか、冬が好きになりました



去っていく冬を後追いしたいくらい・・・



冬の始まりの12月に時を戻してほしいと思うくらい・・・





五感でいろいろ感じてください



このお話の女性のように・・・




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