その祝日㊗️

初めて彼が私に合わして、店を休み


あの喫茶店へ連れて行った、そこで



「お願いだから、お母さんと別れないでください!」




って、店にきて、あの娘が涙ぐんだ時、正直本当にびっくりした



と、彼はそんな話しから始めた



娘がそうして仲を取り持ってくれていなかったらこうして、もう一度ここで時を巻き戻そうとはしなかっただろう。


と私の顔をじっと見つめて言った。


何も知らずに受けたあの時の、お前の辛辣な言葉を、今納得のいく形で、自分の心に塗り変えたい、その為にここに来た



あの娘からは、何もかも聞いた


しかし、お前からは何も聞いていない


と諭すように彼が言った時、年は若くても私よりはるかレベルの高い、彼の魂を感じ



どうしても、いとこの化身に思えてしまう自分がいた。




彼の意図を察し、私は正直に何もかもを彼に話した




手術で、子宮と卵巣の片方を切除した時


夫から受けた言葉に、メスを入れられた以上の傷みを受け、ずっと引きずっている事も吐露してしまっていた・・



「お前のような傷ものの女に男が誰も相手にするもんか !一緒にいてやっている事をありがたく思え  ‼︎  」



その言葉が離婚を決めた、決定的な事だった事も、彼には言えていた。




じっと話しを聞いていた彼は



「俺は、一生お前を離さない、一生お前を守ってやる」



と私を直視し、義憤にも似た強い口調で言い放った



職人堅気で、自分の意志は貫き通す、それでいて、深い心を持つ、その男気。



その巡り合わせに、心から感謝した




だが、天は


又一つ、試練を用意していた・・・






                        つづく