先日亡くなった私の父親~よーく考えたら、今までに余命宣告3回されてました
1回目は、今から30年くらい前に肝硬変になった時~この時は、肝硬変になったら肝臓ガンになって、数年しか生きられない‥と聞いて、私ショックで少し荒れました
2回目の余命宣告は、5、6年くらい前に玄関先で転倒し、頭を強く打ち外傷性脳梗塞になり、外に出血せず内側に血液が溜まり、このままだと数日で亡くなるか、良くても半身不随になる‥って言われ、内出血が収まるのをただ祈るしかなかった‥ が、奇跡的に翌日から内出血が少しずつ収まり、半身不随になる事もなく、2日後には父は病院脱走してました(笑)
そして3回目は、確か3年前~ 脳動脈瘤が見つかり、これがいつ破裂するかわからない状態で、もし万が一破裂したら、くも膜下出血を起こし、手当てが遅れると、命はないし、破裂しなくても総合的に診てあと1年くらいかも‥と言われ、この日は父親自身がすごく荒れてました‥が、先日亡くなった死因は、今まで余命宣告された病とは全く関係なく、自宅で眠るように逝きました
父は若い時から病気がちで、私が学生の頃からよく入退院を繰り返してましたが、パジャマ姿で病人みたいに寝てる姿は、私が学生の頃に洗濯物を病院に取りに行った時と、数年前に外傷性脳梗塞で救急車で病院に運ばれた時以外はほとんど見てないかも。。
父の物を整理していても、脳動脈瘤の説明を受けた時にもらった写真と説明書がなく、、今、思うと~見てネガティブになったりテンション下がるものは、即破棄したのかなぁって
肝臓も良くないし、頭に爆弾抱えてる状態だったのにも関わらず、好きなお酒とタバコは最期まで辞めず、ある意味、病人らしくなかったのが良かったのかもって思います(ただし、これは父の場合)
病気以外にも悩みはいろいろあったかと思うけど、そんなに暗く落ち込む事もなく、いつも明るくて脳天気でした
そんな父親の生き方を改めて思い起こしてみると「暗くなる事に時間さいたりフォーカスせず、自分がご機嫌になれる事だけにフォーカスする」ってこと教えてもらったかも
だから私、父が亡くなって泣いてばかりじゃなく、今まで以上に脳天気に生きて行こうと決めました
『病気になったら、私が一番最初に気をつけることは何かというと
一日中、病気の事で頭をいっぱいにしないことである
宇野千代さんの言葉より』
『人生は旅です
旅の中で、山と出会い、海辺で寄せては返す波とたわむれ、川のせせらぎに心洗われ、その土地の人の優しさに触れたりします
そんな旅の途中にも、道端に犬のクソを見ることだってあるでしょう
でも、旅の間中、ほんの一瞬見た犬のクソのことばかり考えていて、楽しい旅が出来るでしょうか
きれいな公園にだってゴミ箱はあります
でも、きれいな公園に行ったら、その美しさを見ればいいのです
ゴミ箱を見る必要はありません
嫌な事に焦点を当てるのではなく
楽しい事に、焦点を当てるのです
斎藤一人さんの言葉より』