「今後の赤ちゃんのこともあるのでスタチンじゃなく優しい薬にしてください…」



2015年 私が小倉正恒先生に初めて出会った時、付き添ってくれたお母さんが小倉正恒先生に言った言葉を思い出した




家族性高コレステロール血症の40代〜60代の女性患者様のほとんどは未診断の状態で赤ちゃんを生み、今に至る方が多いと思う



でも、私のように診断されて

10年、20年経って今に至る人もいる



診断されて本当によかった


でも、診断された後にも女性にとって大きな壁が立ちはだかる



「こんな身体でも結婚は出来るのだろうか」


「薬漬けの私と健康な同じ歳の女性

どちらが良いかはもちろん後者

こんな私でも付き合えるのだろうか」


「もし遺伝したら子供は受け入れてくれるだろうか」


「元気な子供を産むことが出来るだろうか」

 


色んな想いがある

私は医療者だから勉強会や論文などで情報を得て皆様に発信は出来るけども、一般の方は情報発信してくださる方がいなければ、主治医に質問するかインターネットで検索するしかない



情報がないと知った時の不安は計り知れない


かなり不安を抱えている方が多いに違いない


私が思っていた以上にFH女性患者様の悩みが多いことに最近気づいた


そして、この課題はこれから先もっと増える

絶対増える  



その相談窓口としてこのブログがある


もし、これらのことで悩んでおられるFH若年女性患者様がいましたら遠慮なくおっしゃって下さい

いつでもお待ちしております

勇気を持って声を出してください

私はあなたを待ってますから☺️


大丈夫


あなたなら大丈夫


わたしがついてます