どんな事にも一生懸命で
人を本当に大切にして
周りの誰に対しても優しくて暖かくて
そして父のいなかった私にとっては
時に厳しい父でした。
そんな誰よりも尊敬してて
誰よりも近くて遠いおじいちゃん。
幼稚園の頃はたくさん一緒に散歩して
小学生の頃は田んぼとか畑の手伝いして。
だけど中学に入って
部活や勉強が中心になって
傍にいるのに話す時間も減って…
高校に入ると
母さんおじいちゃんおばあちゃん、
みんなに対して反抗期。
ほんと、反抗ばかり。
だけど
いつも厳しいけど
いつもあったかく見守ってくれてた。
どんな時も私の味方なんだって
思わせてくれてた。
今思えば、
それが私のエネルギーだった。
30過ぎて
後悔と共にそんな事をやっと分かり始めたよ。
情けない。
大学に入って一人暮らし始めて
ほとんど会えなくなって
人は老いて行くものなんだという事さえ
知らないふりをしていたのかもしれない。
入退院。
老人ホーム。
そして最期の病室のベッド。
ごめんね。
素直に話すと、
逃げていました。
会う勇気がなかった。
衰弱して
どんどん痩せて行く貴方を
この目で見る勇気がなかった。
あんなに大事に育ててもらったくせに
いつも威厳があって
だけど誰よりも優しい
たくましい
おじいちゃんのそんな姿しか知らない私は
痩せて
弱って
言葉も話せなくなって行く
そんな貴方を
この目で見て
現実と向き合う勇気がなかった。
恥ずかしいし
情けない。
おじいちゃんもおばあちゃんも、
天国へ行ってしまい
たいせつな何かを失ったことさえ
怖くて目をそらしてきた気がします。
忙しい忙しい、
って口癖を逃げの口実にして。
もうお盆は過ぎたけど
来月、帰るから待っててね。
綺麗な花を買って行こうかな💐
一緒に見た空と、
今日の空は繋がっていますか。
「宇宙には果てはないのかねえ。
ないわけ、ないんだけどねえ。」
そうおじいちゃんが口にして
鹿児島の田舎で一緒に二人で見た空を
ふっと思い出しました。
また、叱られたいです。
また、優しい目で見守られたいです。
それがもう叶わなくなる日なんて、
来るのがあたりまえだったのに
気づかないふりをしてきた私は
なんて愚かなんだろう。
おじいちゃん、
お盆に帰らなかったから
夢に出てきたのかなって
思った。
ごめんね、
私も会いたいよ。
もう少し、
待っててくれるかな。
叶わない夢になってしまったけど
一緒に、
おじいちゃんの大好きな焼酎のんで
一緒に晩酌したかったな。。。

