闇夜ではローソクの光だって、価値がある
斎藤一人さんの心に響く言葉より…
景気のいいときに、「景気のいい話」をするのは当たり前。
そうじゃなくて、景気の悪いときに、「景気のいい話」
みんながやる気のないときに、
みんながやる気のあるときに、やる気を出すと、
そういうことだから、国が疲れている、社会が疲れている、
だから、まわりが疲れているときは、チャンスなんだよ。
世の中が明るかったとすると、
灯していれば、チャンスなんだよね。
闇夜だったら、どんなちっちゃいローソクの光だって、
だから、明るい顔してるとか、「社長、がんばりましょうよ!」
闇夜だからこそ、あなたの光が必要なんだ、って。
終戦後、焼け野原になって、全員が「日本は駄目だ」
「俺たちの時代が来た。焼け野原だから、全部に家が建つんだ」
だから、今こそ、どんな小さい光でも評価されるときなんだよ。
今は笑顔が評価されるんだよ。
だから、今がんばらなきゃいけないんだ。
今やる気を出さなきゃいけないんだ。
そしたら、すごい報われるんですよ。
「一燈(いっとう)を提(さ)げて暗夜(あんや)を行く。 暗夜を憂(うれ)うること勿(なか)れ、只(ただ)一燈を頼め」(言志四録)
幕末の儒学者、佐藤一斎の言葉だ。
一つの灯(あか)りを提げて暗い夜道を行くとき、その暗い夜道を憂えても仕方がない。
我々ができることは、今、手にしているそのたった一つの灯りを信じて、ただひたすら前に進むしかない。
人の気持ちを「明るくする人」と、反対に「暗くする人」がいる。
「明るくする人」は、どんな困難な状態(暗夜)にあってもその中から、希望や、未来、元気になることなど、よくなりそうなことを探し出す。
反対に、「暗くする人」は、困難な状態の中から、絶望や、落胆、憂鬱(ゆううつ)など、ダメになりそうなことを探し出す。
明るくする人には、笑顔がある。
闇夜に一燈を灯す人でありたい。