夜中の雷雨の音を聞いていた。


落ちるような雷ではなく、優しく身体の奥に染みるような雷だった
本当に心を優しく撫でるような雷だった


実は、ちょうど鬼怒川決壊の数日前まで栃木県と茨城県の境目でひと月ほど滞在する予定だったのだが、諸事情あり、自宅に戻って数日後の災害だったので、私は被害には合わずにツイてた!…と、ひとりの人間として言わせておいて下さい

けど、そこでお会いした方々や滞在した場所のことを考えると心配になる

ここ数日も大雨だし、チリでは大地震で日本にも津波が来るって言うし、なんとも水害と言うイメージは辛いもの。

今回、日本には津波の被害はなかったようで良かった。

でも、
本来なら水には恩恵を受けながら共存しているべきものであるはずなのに、恐怖心を煽るような良くないイメージに繋がっているが、

水は人間にも自然にも意味があってなくてはならないものであることを…
こんなことからも
自然の様々なものが
生きていることを知る。



自然は生きている

地球も生きている

人間も生きている



『なんのために?』


それを感じて欲しいと、
私が聞いた雷が、
それを耳打ちしてくれたように思う