5月26日火曜日 朝8時半に手術室へ入り、開頭手術が始まった…
予定の内容を終えて、夕方5時半頃にICUへ移動となって、旦那が無事を確認したらしい。
ということは、約9時間ほどの手術。
昨年から3度目の手術だが、本人にしてみれば、毎回あっと言う間の出来事である。

また前日の夕食以降、食事をしていないので、お腹が減っている。
ほとんどの患者さん達は、麻酔から目覚めたら、気持ちが悪くて嘔吐するらしいが、私は毎回元気に目覚めて、お腹が減ったと言う。
ICUで一晩過ごした翌日にCTで脳の状態を確認して、昼前に部屋へ戻り、その日の昼ご飯から、何事もなかったように食べることが出来るのだ。
それも、完食!
日頃は美味しくないとほざいている病院食であっても久しぶりに食すので、「美味いッ!」と唸ってしまうのが、ちょっと口惜しい^^;

ただ、後頭部の手術で開頭した後はホッチキスで留められているし、水頭症を発症した頭頂部からドレーンがポロッと出ているので、なんとも寝難い…。
寝難くて、頭の位置が定まらなくて苦労したが、特に大きな痛みもなかったのに、朝起きたら枕カバーが血で染まっていたことに、ちょっと驚き^^;

iPhoneで写真を撮って貰ったら、剃髪された後頭部に予想以上の大きさにザックリと開頭されていて、これまた、苦笑;^_^A

今回手術した小脳は運動機能に後遺症が出て、ふらつきが起こり、身体のバランスが悪くなるらしい。
私の場合、少しのふらつきは出たものの、思ったほどに酷くはなくて、物凄い早さでリハビリが進み、回復していくため、看護士さん達も驚いている。
こんなに早くリハビリが進むのは20人に一人くらいの割合だと…。
日頃、体幹を意識していたお陰なのか?
いずれにしろ、苦労せずに済んでいる。

ただひとつ悩まされたのは、手術中、うつ伏せ状態で頭を固定するために締め付けられたせいで、いわゆる筋肉痛的な頭痛がなかなか治らなかったこと。

それと、後頭葉に少し後遺症があり、左視野の認識がされなかったのだが、これも少しずつだが、認識出来つつある。
なので、いまのところは、生活に不便さは無いようだが…。

ということで、体力も戻り、経過も大変良好なため、来週初めの退院となる。

やっぱり、ツイてる!