このページに初めて眼を留めて頂いた方へ

有り難うございます。
今は、回顧録を綴っていますので
2014年ブログ再開以降を先に読んで頂けると助かります。

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セカンドオピニオンのために行ったクリニックの先生は、
時々TVにも出演されているらしいことを
クリニックのHPで拝見していたが、
先生のお顔を見覚えがなかった。
これまで乳がんになるなんて思っていなかったら関心が無かったからだろう。

一番最初に行った病院から借りた検査結果を見てもらう。
やっぱり、これまでと同じトリプルネガティブだと。
そして悪性は形が良くないという。
良性はツルんと綺麗らしい。
そんな情報を知って得した気分だけど
「へぇ~~」なんて小さく驚きながらも
検査した映像を見ると確かにギザギザして
私を悩ましているそいつが余計に悪者に見えてきた。
やっぱり悪性かと…救われない気持ちになった。

椅子に座っている私の後ろ側に立っていた旦那は
仕事の合間に乳がんについて色々調べていたようで
先生が言っている事を理解していることに驚いた。

この先生は葉に衣を着せぬ言い方で
トリプルネガティブだからと困った様子もなく、
術前化学療法でも術後化学療法(これって抗がん剤のことね)でも
どっちでも良いと、今後の治療方法についてもドンドン話をされるので
なんだか信頼出来る気がした。
この前の先生は、トリプルネガティブって知ったら
あからさまに治療をしたくなさそうだったからなぁ。

セカンドオピニオンの時間も決まっているから
ゆっくりとはしていられないので
私はとりあえず、抗がん剤は選択肢に無いことを伝える。
先生は驚いた様子もなく、このクリニックでも治療するなら
また連絡するようにと言われて病室を出る。

大きな病院でセカンドオピニオンすると
2万とか3万円とか結構高い金額になるらしいが、
なぜそんなに高いのだろうか?
ここはクリニックということでかなり安くて助かった。

予約が12時だったので、クリニックを出たのは13時前。
とにかくお腹が空いたと大戸屋で腹ごしらえ。
旦那は定食を平らげ、そのまま仕事場に向かって行った。

これまで診察した先生方は誰一人として
「癌じゃないから安心しなさい」とは言ってない。
「トリプルネガティブという乳がんですよ」と言っていたのに
それでも頭の中で『乳がんじゃないよ』と言ってほしいと願っていた。
そんな往生際の悪い私だった。
でも今日クリニックに行って間違いなく悪性だということを
改めて見せられ、反対に気持ちが落ち着いてきた。

そういえば、乳がんかもしれないと知ってから
特に『お酒を止めなさい』と言われていないのに
何故かお酒の量が減っている。
気分的に呑めないのだろう。
お酒を飲んでも美味しいと思えないなんて私らしくない!
早く美味しいお酒を呑めるようになりたい!

さぁ~てと、どうするかね・・・( ̄ー ̄;


                           つづく