(夫です。)

 

週に1度の勤務で始めた介護の仕事も、

半年を過ぎた辺りから、週に2度の勤務となり、

仕事に慣れてきた頃には、

他の施設は、どんな感じなんだろう?という好奇心と、

週に2度も勤務するなら、

少しでも条件の良い所は無いだろうか、、、なんて、

欲も出てきまして、

なんとなく求人サイトを眺めていました、、、、。

 

今は、便利ですね、、、

仕事を探す時、

昔なら、先ず本屋に出掛け、

求人誌を買うと事から始めなくてはならなかったのに、

今は、思いついた時に、

いつでも何処でも、

手元のスマホでサクサク検索できてしまいます、、、。

 

こういうところが、

若者が直ぐに会社を辞めてしまったり、

昨今の離職率の高さに影響しているのでは

なかろうかと思ったりもしますが、

まぁ、それもこれも時代ですもんね、、、。

 

かくいう わたくしも、

直ぐに条件の良い職場を見つけ、

あっという間に採用が決まりましたが、

仕事というのは、実際に働いてみなければ、

自分に合っているのかとか、

職場の内情は分からないものですから、

折角、転職しても、

結局、前の職場の方が良かったなんて事は、

よくある話なので、

今まで勤めてきた施設は辞めずに、

週に1回づつ、二つの施設で働く事にしました、、、。

 

こういうところは、

流石に年の功ですね、、、 (^~^)

 

 

そして、結論から言うと、

この 年の功による選択が、功を奏しました、、、o(^-^)o

 

新しく勤め始めた施設は、

大手の系列で、一見すると福利厚生も良く、

そもそも日当が高いし、通勤時間も短いし、

良いところばかりの様にも思えましたが、

実際に働いてみると、

同じ老人ホームでも、仕事の やりかたが、

こんなにも違うのか?と、

戸惑う事ばかり、、、(;^_^A

 

施設の規模は、今までの所の2倍なのに、

職員の数は同じか、下手をすれば、少ないくらい、、、(゚_゚i)

その割に、あれもこれもと、やたらに やる事が多く、

その為か職員の雰囲気も、

なんとなく、ギスギスしている様な、、、、、、。

 

若い職員も居なくて、

アラフィフの私が若手の部類に入りそうな勢いだし、

なんと言っても、出勤初日に私のOJTの担当だと

出迎えてくれた男性介護職員は、

明らかに 「おじいさん?」って、感じの風貌で、

最初、入居者の方かと思ったくらいですもん、、、、(;^_^A

 

まぁ、それでも、2~3か月が過ぎ、

普通なら環境にも慣れて、

仕事が やりやすくなる頃になっても、

全然、楽しくならないし、

それどころか、毎回、行くのが憂鬱で溜りません、、、(>_<)

 

正直、前の施設で一年働いて、

上司や入居者さんからのウケも良かったし、

自分なりに、介護の仕事に対して、

多少、自信があったのですが、

なんか、ここは勝手が違うというか、

、、、、、って、感じでした、、、。

 

前の施設と比べて仕事がキツイのは、

お給料が高いから当然だとしても、

重度の認知症の入居者の方に、

「介護拒否」をする方が数人いて、

オムツ交換の時に、

入居者から、叩かれたり、ツネなれたり、

酷い輩になると、認知症でもないのに、

自分の機嫌が悪い時には、

総入れ歯で噛みついてきたりとか、、、、 (>_<)

 

もう、そんなのは、給料には入っていないと

思うんですよね、、、、。 

 

 

とはいえ、

介護の業界では、そんな事は普通の事で、

世間では もっと酷い事もたくさんあり、

例えば、

認知症の入居者から、

日常的に暴言を吐かれたり、

暴れたり、施設から脱走したり、

女性の職員だと、胸をさわられたり、、、、。

もう、そこまでくると、完全に犯罪ですけど、

相手は認知症患者という「病人」という事で

済まされてしまいます、、、。

 

そんな事に比べたら、

新しい職場も、随分、マシな職場だとは思いますが、

今まで勤めてた施設の入居者の方は、

本当に、大人しい方ばかりだったんだと、

しみじみ思いました、、、。

 

今まで勤めてた施設の入居者の方は、

トイレ介助とか、オムツ交換をすると、

必ず、「ありがとう」と、言って下さいます。

他にも、何かケアをする度に、

必ず、「ありがとう。」と言われますから、

一回、勤務する度に、

何十回もの「ありがとう」を言われます、、。

中には、「旦那さんは、神様ぁ~、仏様ぁ~。」と、

毎回、オムツを変える度に

拝んでくれる入居さんもいました、、、(苦笑)あせる

 

これが、良いのか、悪いのかは別としても、

毎日、こんなに、たくさんの

「ありがとう」を言ってもらえる職業なんて

他には無いだろうと思いますし、

それだけで仕事に対するモチベーションも上がります。

もちろん、私の方からも入居者さんに、

ケアをした際には「ありがとうございます。」って、

言いますけど、

(オムツを替えさせて頂いて ありがとうの意味)

そうすると、入居者さんからは、更に、

「こちらこそ、ありがとう。」って、言われます、、。

 

こんな職場で一年も働いて、

他の施設を知らないと、

これが当たり前だと思ってしまいがちですが、

新しい施設の方の入居者さんは、

「ありがとう。」を、あまり言いません、、、。

(してもらうのが当然だと言う意識が強いのでしょうか、、、)

 

それどころか、

入居者同士、毎日のように、大声を出して、

誰かと誰かが喧嘩をしていますし、

職員もギスギスしていますから、

本当に館内の雰囲気が悪いんです、、、汗

 

ほんと、なんなんだろうか、、、?  この施設は?????

 

ここは、この世の果て なのか? ドクロ

 

なんて、思ってしまいます、、、。ガーン

 

 

 

人手が足りてないのに、やることは多い。

           ダウン

職員は忙し過ぎて、入居者に接する態度が雑になる。

           ダウン

入居者は不満が溜まって怒りやすくなる。

 

なんて、悪循環の結果でもある様に、

外部の私には映ります、、、。

 

 

職員がギスギスしてるのは、

入居者にも伝わりますしね、、、。

 

 

介護の世界では、

重度の認知症で、自分で食事を食べられない方には、

「食事介助」 (食介)をしますが、

(簡単に言えば、

 赤ちゃんに ご飯を食べさせるような行為)

認知症の方の中には、

「食事を食べる」という行為を理解できていないのか、

理由は諸説ありますが、

食べる事を「拒否」する方がいます。

 

こういう方には、少しでも食べ易いようにと、

食材を細かく刻んだり、

ミキサーでペースト状にしたりして対応しますが、

そもそも「食べる行為」が理解できていない方や、

拒否する方には、どうしようもありません、、、。あせる

 

食べてもらわないと、

その方は、弱ってしまいますからね、、、。汗

 

で、結局、

スプーンで無理やり、口に流し込むんですよ、、、ガーン

 

私は、これをするのが、

毎回、毎回、苦痛で仕方ありませんでした、、、。

 

夜勤を1回勤務すると、

夕食と、翌朝の朝食と、毎回、2回、

食介をしなくてはなりません、、、。

ちゃんと職員の頭数がいれば、

自分が毎回 担当する事にはならないのですが、

この施設は、そもそも職員が足りないので、

自分の勤務日には、必ず しなくてはないません、、、ショック!

こういう積み重ねは、ほんと、ストレスです。

 

介護の現場に付き物の「介護拒否」は、

本当に深刻な問題なのですが、

人間って、結局は、

自分の身体を綺麗にする行為を嫌がる傾向があり、

「歯を磨く」とか、「お風呂に入る」とか、

「着替える」とか、

普通の人なら、快適に感じて、

むしろ自ら進んで行うような行為でも、

重度認知症の周辺症状として、「拒否」という行動に

現れる事がみられます、、。

 

そもそも、何故、服を脱ぐのか?という事が

理解できないのだから、

そりゃ、ご当人は、嫌がりますよね、、、(;^_^A

 

朝、起床時になると、「起こし出し」 

(そもそも、この言葉も、

 どうなのかと個人的には思いますが、、、(^_^;) )

といって、

自力で起きられない入居者の着替えや洗面などの介助をして、

食堂の席まで連れていくのですが、

「介護拒否」のある入居者の方の場合、

そもそも、オムツ交換も大変ですし、着替えにも抵抗しますから、

やむを得ず、手や足を抑えなくてはなりませんが、

施設の高齢者の方って、

ちょっと掴むだけでも、すぐにアザができてしまいます。

施設に入っている自分の家族の手足にアザがあったら、

当然、ご家族は、「虐待じゃないか?」って、

思いますもんね、、、、、(>_<)

 

朝一番に、パジャマから平服に着替えさせ、

夕方、入床時に、平服からパジャマへ、、、。

こんな事を毎日毎日されてたら、

そりゃ、アザだらけになりますよね、、、、ショック!

 

もう、そのレベルの方になると、

そもそも、

自分が何を着ているのかという認識すら無いわけで、

着替えそのものが、その方には苦痛でしかなく、

何にために、誰のために着替えさせているのか?と、

甚だ疑問ですし、本人が望まない着替えのために、

アザだらけになってしまったら、

それこそ本末転倒、ビックリマーク

 

でも、この施設では、

こういう事が、よくあるのです、、、。

 

だいたい、こういう方は、「歯磨き」も、頑なに拒否します。

で、その場合、

指で口を開かせたり、

歯ブラシをねじ込んだりと、

結果、強引な介助にならざるを得ません、、、、汗

 

こういうのが、私は、本当に嫌で、

もう、残り少ない人生を送っている方なんだから、

今更、虫歯になっても仕方ないんじゃないのかと、

本音では思うのです、、、。

(もちろん、言えませんが、、、)

 

そもそも、普通の人でも、

一日に3回、歯磨きしないし、

こういう方なら、尚更、食事の度に磨けなくても、

やむを得ない事だし、

例えば、毎回、無理強いしなくても、

そもそも、拒否がなくスムーズな時もあるし、

最低、1日に1回は、

嫌がっても、多少無理やりにでも、

健康の為に行う事を目標に

柔軟な対応をすれば良い話だと思うのですが、

この施設では、毎回、決められた作業を行うって、

感じなんですよね、、、。

 

と、

ここまで実際に文章にしてみると

それだけで随分な長文になってしまいましたが、

この他にも、細かい事は色々とありまして、

多分、この施設が私にとって初めての職場だったら、

これが普通なんだと認識していたのかも知れませんが、

いや、この施設が初めての職場だったら、

こんなに仕事を続けていなかっただろうな、、、、(;^_^A

 

 

人間、経験があれば、

どうしても今までの施設と比べてしまいますし、

会社の方針や施設長の介護観など、

今までの施設と比べても、

私の個人的見解と比べても、

相違することばかりでした、、、、。

 

しかし、

こういう日当の高い職場には、

そんな事など全く気にせず、

お金のためだと、割り切って、

機械的に淡々と業務をこなす職員が居るわけで、

そういう意味では、

「ここは、私には合わない。」 って、

ことなんですよね、、、、。

 

新しい施設が苦痛な分、

今までの施設が天国の様に感じてしまい、

毎回、行くのが楽しくて仕方ありません、、、。

 

嫌な事があるから、

その比較で、普通の事が良く感じるって事を考えると、

こうして、メリハリのある働き方もアリなのかとも思えましたが、

他にも、色んな諸事情もありまして、

結局、新しく始めた施設の方は、

退職することに決めました、、、。

 

まぁ、曲りなりにも半年以上、勤務していたわけですから、

親しくなった同僚も居ますし、

その方達と一緒に働けなくなるのは、

残念な気持ちもありますが、

少なくても、純粋は仕事の部分については、

前から勤めていた施設と違って、

入居者さんとの「心の交流」を感じられることは、

ありませんでした、、、。

結局のところ、

私が退職を決意した最大の理由は、

「仕事の やりがい」だったのです、、、。

 

別の施設で七か月働いて、

良いことも悪いことも、沢山の事を経験し、

本当に嫌だったけど、

経験こそが人生の最大の意味だと思っている私としては、

結果、良かったと思います。

 

また、明日から、

今までの施設で頑張ります、、、  グー