陽炎の季節 | 世界の景色はバラ色・.。*・.。*ほぼフジファブリック・.。*・.。*
“陽炎”
という曲に出会ったのは、


10数年前になります。




あ、明日で30です。




陽炎とは、
暑い日に地面から立ち上る気

と書いてありました。






志村少年が
野球少年だった頃

隣のノッポに借りたバットと
ちょっとのお小遣いを持って
駄菓子屋に行くというお話。


駄菓子を食べながら
野球をしようとしていたのに

どれを買おうか迷っているうちに
雲行きが変わって
ポツリと雨が降ってきた。

肩を落として帰った。


家に帰ってふと
窓からそっと手を出してみると
雨が止んでいたことに気付いて
慌てて家を飛び出した

そうしているうちに陽が照りつけて
遠くで陽炎が揺れている

陽炎が揺れてる









遠くで揺れている陽炎を見て
志村少年は何を思ったのだろうか。







近付こうとしても決して近づけない




終盤に

無くなったものもたくさんあるだろう
きっとそれでも
あの人は変わらず過ごしているだろう


とあります。


決して近づけない陽炎に
もう決して近づけない
路地裏の僕を重ねているのではないかと

あの人は誰か分からないけど



雨が止んで
照りつける程の陽が出ても

近づけない


陽炎のようだと思ったのかな。











なんてことのない歌詞に思えるけど

なんて綺麗な情景を思い浮かばせるのでしょう。





そして志村少年の可愛さよ(そこ??)

そっとってとこさ、
降ってるかな止んでるかなと


そっと
手を伸ばす志村少年。



可愛すぎる。








おいそこの志村少年!!

あなたはスゲー
ミュージシャンになるんだぞ。


最高のメンバーに出会って
あなたの作る曲に
スゲースゲー
って言ってくれるんだぞ。



最高じゃん。
最高の人生だよ。

ねぇ
志村少年。





おばちゃん
三十路だから涙腺緩くなっちゃったよ。


モテたいって言ってたみたいだけど
(赤富士通信壱拾六号より)
十分魅力的で、

あなたの歌声も
ギターを弾く姿も
横顔も
華奢な後ろ姿も

全部大好きよ。





案ずるな少年。

みんなあなたの事が好きで今でも想ってる。



命を削ったことを許してあげて
一所懸命に生きたことを
誇りに思って。


ねぇ。









もうすぐ
“Birthday”
だね。