私のこと | 世界の景色はバラ色・.。*・.。*ほぼフジファブリック・.。*・.。*
子どもはいますが、
旦那さんはいません。




今年で6年になりますかね
シングルマザーになってから。


息子が生まれたのが2008年。

しむしむが亡くなったのが2009年。





めざましテ〇ビかなんかでみました。

しむしむの急逝のニュース。




そこでしむしむのこと思い出して
旦那さんに言った覚えがある。






仲良かったんです

一緒に居て楽だった
何をしても楽しかった
ずっとペッタリくっついていられた



嘘じゃない
嘘じゃないよ。





若かったんです。

私は、しむしむにとっての
僕を通り過ぎて遠くに行った人

になってしまいました。






29歳になりまして、

今死ぬことと、生きることについて考えてみた所

死ねない。
けれども生きることは命を削ることだ
と気づきました。



しむしむが亡くなった時と同じ29歳。

私には大事な一人息子がいます。


お父さんは、遠くのお山でお仕事をしているから、
お家に帰って来られない

ということになっています。



私と2人の時はあまり話題に出さない息子ですが、

私と誰か(じいちゃんばぁちゃんとか)がいる時は、

お父さん今頃何してるかなーと
わざとらしいとも思えるタイミングで話題に出してきます。



それなりの息子の信号なのでしょう。

なんでいないんだって思うよね。








しかし
お別れをしたあの日から今まで、
そしてこれからも


私は息子を裏切ることになる。




ヨリを戻すことは不可能。

不可能な物理的な理由がある。
それを、
旦那さんのために、息子のために、
解決しようとは思えない。




私は私で手に入れた、
この部屋で

この部屋だけが私の部屋。


ここで生活を続ける。



福祉のお仕事をしています。
体力的にも精神的にも辛いことがあります。


眠れなかったり、食べられなかったりすることもあります。

しかし
生きていくしかないのです。




通り過ぎて戻ってきました。

遅かったけど、まだ大丈夫。



しむしむの音楽は私の中で輝きを増していきます。





29歳できっと
私は死にません。


40だって50だって80にだって
なるかもしれません。




その、
途方のなく
長いようで、もしかしたら短い

その人生を

しむしむの音楽と一緒に過ごしたいのです。







愛しています。