著作権について | 誰もが楽しめるメディアとは、何か?~視覚障害者向けのメディア支援~

著作権について

  今日は、著作権情報センターに著作権について問い合わせをしました。私が、行っているみよまい会でいつも問題になるのが、「著作権」。
  今は、著作権法があるので簡単には、映画を上映する事ができないのです。だから上映会では、なく「体験会」という扱いにしています。

 著作料が多大にかかるのもありますし、監督や著作者が許諾してくれない場合もあります。

  著作権には、定められて条件で自由利用ができるものがあるんです。例えば、学校などの教育現場では、著作物を複製することができます。

  障害者の場合。聴覚障害者のために、パソコン・ネットワークによるテレビ音声の字幕・送信(リアルタイム字幕)を行うことができるんです!!視覚障害者も点字によって複製ができますし、点字図書館や盲学校などの一定の施設にいての視覚障害者向けの貸し出し用としての著作物を録音することができます。

  しかし、こういったみよまい会などのボランティア活動は、認められません。簡単に広く認めてしまうと、一般の人達まで使えるようになってしまうからなんです。

  難しいですね・・・

 録音図書の利用範囲を広げれないかというのは、法改正されるみたいなのですが、施行されるのは、再来年になってしまいます。

 バリアフリーと言われている今ですが、なかなか著作権という壁は、越えられそうにありませんね。