誰もが楽しめるメディアとは、何か?~視覚障害者向けのメディア支援~
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

著作権について

  今日は、著作権情報センターに著作権について問い合わせをしました。私が、行っているみよまい会でいつも問題になるのが、「著作権」。
  今は、著作権法があるので簡単には、映画を上映する事ができないのです。だから上映会では、なく「体験会」という扱いにしています。

 著作料が多大にかかるのもありますし、監督や著作者が許諾してくれない場合もあります。

  著作権には、定められて条件で自由利用ができるものがあるんです。例えば、学校などの教育現場では、著作物を複製することができます。

  障害者の場合。聴覚障害者のために、パソコン・ネットワークによるテレビ音声の字幕・送信(リアルタイム字幕)を行うことができるんです!!視覚障害者も点字によって複製ができますし、点字図書館や盲学校などの一定の施設にいての視覚障害者向けの貸し出し用としての著作物を録音することができます。

  しかし、こういったみよまい会などのボランティア活動は、認められません。簡単に広く認めてしまうと、一般の人達まで使えるようになってしまうからなんです。

  難しいですね・・・

 録音図書の利用範囲を広げれないかというのは、法改正されるみたいなのですが、施行されるのは、再来年になってしまいます。

 バリアフリーと言われている今ですが、なかなか著作権という壁は、越えられそうにありませんね。
 

みよまい会の定例会

 本当に久しぶりの日記になってしまいました。
そして久しぶりに2ヶ月に一回ある、みやまい会の定例会に参加してきました!

今回の映画は、「バッテリー」。前回の「死に花」と比べて若い人が少し多く見に来ているような気がしました。

映画の内容が、笑いもあり、涙もありだったので、場内は、笑いでいっぱいなったり、最後の方は、涙を流している人も多かったです。

それだけ映画の内容が伝わっているという意味なんだなって思いました。

会、終了後の反省会にも参加させて頂いたのですが、「著作権」が一番ひっかかる問題なんです。ボランティアでなされているので、巨額な著作料が払う事は、出来ません。だからこそ、体験会として、少しの人数の方にしかお見せする事ができないでのです。

バリアフリー、バリアフリーと言われている世の中なのに、こういった場所では、役に立っていないように感じました。

手作り感があふれるこの会をもっと多くの人に知ってほしいけど、難しいんですよね。

私は、苛立を隠せませんでした。

今回で3回目の参加となったのですが、やっぱりシーンボイスってすんなり耳に入ってくるし、情報を言葉で伝達する事の大切さが毎回、大きくなってきます。

これからも長く続いていってほしいものです。

季節の風景

 最近、更新していませんでした・・・

 なぜかっていうと視力回復の手術(レーシック)を受けました!普通に視力が、悪い。そして眼鏡やコンタクト生活が嫌だったのでしてみたのですが・・・

 すごく世界が、変わったみたいにクリアに見えますね。

 レーシックを受けるまでの、約2、3週間は、眼鏡で生活していたので、そんなに周囲を見る事がなかったのですが、レーシックをして外へでかけると、紅葉がキレイで目の中にすんなりと溶けこんできました。

 ここでふと思った事・・・視覚障害者の人には、こういった四季を目で味わう事ができないんだなーってね。
  目から情報を得る事ってたくさんあるわけで、これからの情報をいかに伝えていくかが重要な事なんじゃないかなーって思ったんですね。

 何でもいいんですよ。きっと、季節の風景を伝える何かがあればいいんだろうなーって思いました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>