第1話
はあ・・・。とうとうやってきた。韓国。
あんにょん。
今日から3日間。
うちの大学に留学してた彼女のお誘いで
彼女のアパートに泊めてもらって
超激安韓国堪能の旅が はじまるのだ~。
試験が終わって 3月から始まる家庭教師のバイトの
ほんの少しの隙間をぬって 彼女に会いに来たのだ。
9月におわかれしてから ほぼ半年ぶりにあう。
もちろんメールはやり取りしてたけど
なんだか懐かしい。
空港で韓国風に あついHUGをして 再会。
なんだか彼女 日本語下手になった??
まあいいか・・・。
早速 彼女の家へ荷物をおいて
街に繰り出そうとしたら・・・
「ねえ…HANAって スノボできる??」
「一回しかやったことないけど??なんで?」
「彼が友達と朝からスノボ行くから…一緒に行かないかって」
「え・・・。いいよ。」
正直スノボは苦手。だけど 彼女の彼氏に興味があったのだ。
「じゃあOKね。道具はレンタルできるから・・・。」
それから…私たちは夜の明洞の街にくりだした・・・。
眠らない街…明洞。
明け方近くに帰ってきて…少し寝て
迎えに来た彼の車に乗り込んだ。
友達とは現地集合らしい。
ハングル…少しは習ったはずなのに・・・まったくききとれないよ。
彼女は私のことを彼に紹介してくれたが・・・
それからはまったくの二人の世界だった・・・。
(いいな…らぶらぶジャン!!)
会話が全く聞き取れない私は後ろの席で眠ってしまった。
2時間ほどで目的地についた。
さすが韓国 スキー場ちかいんだ。
私は彼女とレンタルの道具を借りて 着換えに行った。
リフトの前でみんなとまちあわせだ・・・。
「HANAはどんな人がすきなの。」
「う~ん。やっぱり思いやりのある人?」
「おもいやり?」
「あ…わからないか…私に優しいひとがいいな。」
「あ…大丈夫。韓国の人みんな親切でやさしいから。」
彼氏と男友達が3人 私たちと誰かの彼女が2人。
合計で8人だ。
みんなでわいわい すたーと。
そしたら…リフトで隣になったゴーグルの背の高い人が
日本語で話しかけてきた・・・。
「こんにちは・・・ぼくすこし日本語話せます」
あ・・・。ちょっとほっとした。
「スノボは今日が2回目で下手なんです」
「大丈夫・・・ぼく・・・おしえます」
そういって親指を立てて ポーズを決めてた。
笑顔の彼の白い歯が印象的だった・・・。
「僕は ユンホっていいます。」
「あなたは? 」
「華恵です。みんなはHANAってよびます。」
「あ・・・HANAさん。」
「韓国の人 おぼえやすいですね。」
「HANAってはんぐるで数字の1だから。」
こうして…私は彼と出会った・・・。
(つづく)
