朱鴉宮  ――あけがらすみや―― -15ページ目

2012年読んだ本ベストスリー!

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 さてさて、前回、前々回と2012年に読んだ本を書き留めてみたのですが……。





 いよいよベスト3の発表です。





3位





「魔王さんちの勇者さま」 はむばね


魔王さんちの勇者さま (徳間デュアル文庫)/徳間書店
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 え~~、いきなり知り合いの作家さん枠から入れてしまいました。


 ちなみにパク・ジョンヒョさんの「K-BOYS完全攻略ガイド」とどっち入れるか迷いました。

K-BOYS完全攻略ガイド/講談社
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こちらもオススメですビックリマーク


 しかし、知り合いの作家さんということを抜きにしても、「勇者さま」のラストは秀逸です。


 ぜひ、未読の人には読んで欲しい作品だと思いました。名作です。





2位






 「僧正殺人事件」 S・S・ヴァン・ダイン


僧正殺人事件 (S・S・ヴァン・ダイン全集) (創元推理文庫)/東京創元社
¥945
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 いわずと知れた黄金期ミステリー。

僧正殺人事件 乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10(3) (乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーB.../集英社
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 なにを今更かとお思いでしょうが、やはり他の小説と比べますとずば抜けて面白いですね。


 これも特にラスト。


 昨年はミステリーをあまり読まなかったので、ミステリーを沢山、読んでればランクインしなかったかも知れませんが……。



 なかなかできそうでできないんですよね、こういう小説。


 否定的な意見も多い作品ですが、それでも乱歩が選ぶ黄金時代ミステリー3位だけあっていいですよ。







1位







「潤一郎訳『源氏物語』」 紫式部 谷崎潤一郎 1~6巻


潤一郎訳 源氏物語 (巻1) (中公文庫)/中央公論新社
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 す、すみません。






 なにをいまさら、超いまさらですね。


 わたしも、なんでいまさら、ちびちび読んでいるんでせう?


 しかもまだ6巻までしか読んでいないんですが。ちなみに、私は戦時中に出たやつで読んでるので、当時のアレで色々、カットされているところがあります。



 それでもダントツで超面白かったです。


 読書家にとっては猫に鰹節のような小説だと封入された月評に書いてありましたが、確かに……。


 なにより各帖、各帖が短編小説のように完成度が高く、光源氏が須磨明石から帰ってきたシーンは宮崎アニメ、「千と千尋の神隠し」のラストシーンのような爽快感がありました。




 すみません、一位は源氏物語です。










 ダントツでした……wwww

2012年、読んだ本、オール短評! その②

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 女優、青島あきなさんのオフィシャルブログで、




 沖縄国際映画祭で上映予定のショートムービー「ウミスズめし」の撮影風景が載っています。


「青島あきなのてんてこまいブログ」



 裏方として、中島良監督のお手伝いをちょっとだけしました。



 さてさて。




2012年、読んだ本、オール短評! その②





23「沙門空海 唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一」 夢枕獏


 チャー先生から借りた、夢枕先生の一大伝奇ロマン。


24「青空の卵」 坂木司


 中島良監督によってドラマ化されたBLミステリー原作。


25「名探偵は推理しない」 村田治


 新創刊クリア文庫 の目玉シリーズの一つ、名探偵の主人公補正に注目した作品。


26「K-BOYS完全攻略ガイド」 パク・ジョンヒョ


 アメーバ人気ブロガー、パクさんの単行本、おもろい。


27「潤一郎訳『源氏物語』 6巻 紫式部 谷崎潤一郎


 いくら読んでも終わりません……。


28「父・断章」 辻原登


 辻原文学の集大成。


29「しがみつかない生き方 『ふつうの幸せ』を手に入れる100のルール」 香山リカ


 意外に生きることに役立つ本でした。


30「老い焚く妖の記」 水木亮


 織田作之助賞作家の短編集、田舎の日常シーンがエロい。


31「モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)」 谷春慶


 意外にクソ面白いです。オススメ。


32「変態王子と笑わない猫」 さがら総


 笑えると思ったら、どんでん返しとか細かいところが色々、凄かったです。


33「僧正殺人事件」 S・S・ヴァン・ダイン 日暮雅通訳


 黄金期ミステリー、このラストはたいていの人は騙されます。


34「沙門空海 唐の国にて鬼と宴す 巻ノニ」 夢枕獏


 二巻になってもまだまだボリュームが……。


35「十角館の殺人」 綾辻行人


 犯人が証拠を残してないのに自ら残してる的なのがやや不服でした。


36「死のロングウォーク」 S・キング


 大学生の頃に書いたと解説に書いてあってビックリ!


37「玄鳥」 藤沢周平


 藤沢周平は「負けられないシチュエーション」を作るのが上手いと思います。


38「鉄球姫エミリー」 八薙玉造


 衝撃の欝展開が有名ですが、悪役側の視点メインに描かれてゆくヒロイックファンタジーというのが斬新でした。



 ……。


 あ、あれはてなマーク 全部で38冊ありましたビックリマーク



 次回はベスト3の発表ですビックリマーク


【つづく】

2012年、読んだ本、オール短評! その①

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日にちがまだあるんで、別ネタを。





 名付けて、2012年、読んだ本、オール短評! その①






 昨年、読んだ本のリストに一言書評をつけてゆきましょう企画。



 ちなみに昨年は36冊、読みました。


 読書家としてはこの量は少ないんですが、モノカキは書いている時間もありますから、どうしても一般のコアな読書家よりも量が少なくなります。



 しかも、出版業界にいるため、日常で常に読んでいるのは本ではなく、一般の人の投稿原稿だったりしますんで。



 そんなわけでこれだけの量しか読めなかったというわけです。



 新年のいいわけコーナーでした。



 では、さっそく、いってみましょう。出版社は省略。


 最後にベスト3を発表いたします!


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①「をとめ模様 スパイ日和」 徳永圭


 をとめ模様はよく書けていますが、スパイ日和なところはイマイチ。


②「資本主義卒業試験」 山田玲司


 相変わらずぶっ飛んだ、いつもの山田先生。


③「魔王さんちの勇者さま」 はむばね


 はむばね先生の代表作、ラストが秀逸。


④「魔王さんちの勇者さま2」はむばね


 その続編。前作で世界を救っているので、最初のあたりが秀逸。


⑤「ロールプレイ」 日野イズム


 日野先生の処女作。ヒロインのかわいさが異常。


⑥「白馬に乗られた王子様」 石岡琉衣


 をとめ模様と同じくボイルドエッグズ新人賞、クソ笑えます。


⑦「シャトゥーン ヒグマの森」 増田俊成


 推理小説としても楽しめます。ヒグマこわい。


⑧「空手道ビジネスマンクラス練馬支部」 夢枕獏


 いいNTRです。


⑨「ウは宇宙空間のウ」 レイ・ブラッドベリ 


 藤子F不二雄作品の元ネタが色々、わかります。


⑩「IS インフィニット・ストラトス」 弓弦イズル


 意外にギャグが小気味良いです。


⑪「天体の回転について」 小林泰三


 和製SFの傑作。


⑫「パンダの死体はよみがえる」 遠藤秀紀


 遺体や解剖学のことがよくわかります。


⑬「決定版 西洋の魔術所」 ヘイズ中村


 コンビニオカルト本なのに、よくできていました。


⑭「天地明察」 沖方丁


 沖方先生が意外に若いのにこんなん書けるのが凄いです。


⑮「あしたの熱に身もほそり」 飯田章


 秀作私小説集。


⑯「決定版 東洋の魔術書」 藤巻一保 岡田明憲


 西洋の方が好みでした……。


⑰⑱⑲⑳22 潤一郎訳「源氏物語」 紫式部 谷崎潤一郎 1~5巻


 当たり前ですけど、傑作でした。



 後編へ続く!