順調に更新していたが、ココひと月ほど、ぱったりブログから遠のいてしまっていた。
 
と云うのも、先月梅田のユザワヤで、大量の毛糸を買い込んだ。
 
 
アタシにも 特技と云うか、割と得意なものが、いくつかある。
 (いくつも無いわ)
いや、まあ、数少ない特技の中に 編み物なるものがある。
 
人と比較して知識が豊富とか、技術が高いとかではないので、
相対的に見ると、特技のうちに入らないと言われればそれまでだが、
とりあえず、編み物は 飽きることなく、ずっとやり続けられる。
 
 
 
兼ねてから、アタシは ものごとが積み上がって行く様を見るのが好きだと言っている。
しかし、ただ単純に なにかを収集したり、コレクションをするのが好きと云うのではなく、自分の行動を通して、何かが積み上がって行くのを眺めるのが好きなのだ。
 
ネットで検索した料理レシピを編集して、バインダーに挟んで行くのも、
読んだ本の題名と著者名を手帳に記すのも、
通勤電車風景を手帳に日々描きつけるのも、
ある程度貯まったところで、取り出して眺めたいがためにやっている。
 
ある程度貯まった、その物を取り出して眺めると、こー、肺と肺の間が1.5倍くらい広がったような、いや、肺そのものが広がったような(これを「胸のすくような」感覚と云うのだろうか)とにかく、身体の隅々に新鮮な酸素が送り込まるような気分になる。
ある種、快感なのだ。
 
 
なので、編み物のように、自分が編んだ成果が、目に見えて確実に積み上がって行く行為は、アタシの性分、行動原理(と言う日本語がこの世に存在するのか、もし存在したとして、この場合使うのが正しいのか解らない)、生理的に 果てしなく合致しているのだ。
 
それに加えて、完成品を自分が身に着けたり、使えるところがまたイイ。
現実派で、ご褒美クレクレ星人のアタシに、これまた果てしなく合致なのだ。
 
 
道具も毛糸と編み針さえあればイイ。
場所も取らない。
準備のための時間もほとんどいらない。
 
文章にしてみると、そこはかとなくハードボイルドな、いや 深夜のサパークラブの、動かないCMの語り口調のようになってしまったが、
こういう手軽さも、ちょっと空いた時間に取り出して、取り掛かれるので、飽きずに続けられる理由の一つなのだと思う。
 
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さて、取り掛かりは手軽なのだが、今回はなかなか手ごわい大作を編んでいる。
細糸の総編み込み模様の、フェアアイルセーターだ。
この見本を見たときに なんかもー、こー難しそうな感じに、もう燃えた(萌えた?)。
 
更に、小林薫着用の出来上がり写真を見て、もう燃え燃え(萌え萌え?)なのだ。
なんとも素朴で、ざっくりと。でもよく見るととても手の込んだ感じ。
ちょっとたっぷりしたチノパンで、足元はスニーカーやコインローファーで合わせても、
スキニーなデニムやコーディロイに、ショートブーツを合わせてもカワイイかも。
 
家人がアタシが編んでいる様を横目で、ニヤニヤしながら見てくるのだが、
ごめんねぇ。
自分用なのですぜ。