『クリエーションの根源』。。。などと、えらく大層なタイトルをつけてしまったが、
アタシが通うマサモードアカデミーに、えらく感心な女の子がいる。
今日は、その子についての分析だ。
先週の金曜日、ちょいと(めっさ)遅刻で、マサに行った。
教室に入ると(えらく感心な)彼女が 入ってすぐの窓ぎわの席に座っていた。
小声で彼女の名前を呼びかけると、足をばたつかせて まるでシェパード犬のように(彼女は背が高い)
嬉しそうに、アタシに笑顔を返してきた。
途中、イラスト展の作品指導で、彼女が呼ばれて教室から出ていった。
しばらくして戻って来ると、トレペの音がバサバサとしたので、彼女の方に目を向けると、
指導を受けた部分の直しを、早速やっている。
そっかー、こういうモンは その場ですぐにやるほうがイイに決まっている。
彼女は、大らかそうで、暢気そうで、なんなら ちょっとザツ(笑)で
絵に対して(いや、いろんな物事に)、ガツガツしている感じはしない。
でも、こういうちょっとしたところで、熱心なのだ。
っていうか、好きに楽しくやっているようだ。
そして、授業終わりのベルが鳴ると、
「アーっシ(私)、イクヤマさんと 話ししたいって、昨日思ってたんっすよォー。」と、言って来た。
「だから、めっさ嬉しいんっすよォー。」と、言う。
おお、なんか喜ばせ上手やんかいさっ!。
こんな技も使えるようになったんかっ?!。
なんて、半分冗談で返したが、ほんとにちょっと嬉しかった。
額入れがあるから、彼女と学校でバイバイしてひとり家路に着いたが、
その道すがら、彼女のことを思った。
「自分の言動が、人にどの様な影響を及ぼすか、推し量れない人間は、クリエーターにもなれないし、リーダーにもなれない。」
と、モード学園時代に、学長先生が言っていた。
「人を喜ばせることが、でけへん人間は、成功でけへんで。」と、ガネーシャが言っていた。
「イラストレーションは、マスターベーションじゃないんだよ。ちゃんと伝わらなきゃ。」と、
マサ先生が言っていた。
彼女の作品は、いつも温かく、楽しげだ。
彼女の作品からは、
「私って、上手でしょ?」
「私って、すごいでしょ?」
「私って、こんな人間なんですよ?」
「私の感じていることを、わかってよ?」
「私、私、私!!!!!」
ってものが、感じられない。
我の強さが、微塵もなく、観ていてとても楽だ。
彼女の人柄や、彼女の信条みたいなものが、作品にそのまま出ている。
それは、彼女の発した一言に全部集約されているように思った。
「イクヤマさんと会って、話ししたかった。」
彼女は(あるいは無意識かも知れないが)、いつも人を喜ばせたり、笑わせたいと思っているのだ。
観てくれる人に笑ってもらいたいと 思って描いているのだ。
彼女の作品は、いつも人に対して、描かれたものなのだ。
彼女のクリエーションは、受け取る人が先ずありきで進められる。
ヘタなビジネス書を読むくらいなら、彼女と会って話せばイイ。
これを(多分無意識で)、やってのける彼女に、
岡ヒロミに出会った、お蝶婦人なみにビビッてしまうアタシだ。
いじょう、現場からアキークが、おつたえいたしましてよォーホホホーーーーーーー!!。
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