ブルース・スプリングスティーンが、死ぬほど好きだった時期がある。


ハスキーだけど、グラマラスな歌声も、もちろんイイ。
でもね、顔、もー、顔がね、顔が好きって。


形の良い頭蓋骨に貼りつく天パ気味のやわらかそうな、髪の毛。
薄い色で、これ以上笑ったら縦になるって、垂れ下がった目尻。
屏風を立てたような、とがった鼻。
奥歯の噛み合わせが良いのか、悪いのか、若干の受け口。
ついでに、ゴツゴツとした指や、爪の形。


アメリカンコミックで、チキンな主人公のガールフレンドを横取りする
イケメンで、女子にモテモテだけど、性格のワルい
アメフト部のセクシーな男子学生のようだ。


もー、歩くだけで、女子の心、わしづかみ!。
あーーー、ヤなオトコなのよっ!。



あー、でもでも、ブルースには、ちょっとした油断というか、隙がある
そこから、呑気さや、人の良さを感じてしまう。




向かって左側の、短い八重歯。。。


たとえ、私が「もー、反則!!」と叫んで床に転がり込んでしまっても
からだごとひかないでね。


村上春樹だって、その人の欠点や、弱点がその人の印のように感じる
みたいなことを、エッセイや小説に書いているし。


八重歯が、欠点か弱点か、私には、もーわかりません。


八重歯だけで、イイ人感5割増しじゃないよっ!。
か、かわいすぎ。カッコかわいすぎっ。


いいえアキーク、騙されてはイケないわ!。
コレも、ブルースの作戦なのよ。

歯列矯正もせずに、オレって、おおらかで、素朴なオトコだろ?
って云わんばかりじゃない!。


こういう、グラマラスでセクシーなオトコは、
どうすればオンナが堕ちるか、本能で分かっているのよ。


いやんっ!。
そんな風に、八重歯をちら見せしながら、
目尻に、くしゃくしゃとシワを寄せて笑いかけないでっ。


見つめちゃイケないって、思いながらも、八重歯をガン見してしまうの!。


ブルース・スプリングスティーンと云えば、
Born in the USAが代表曲かも知れない。
でも私は、Dancing in the dark のが
ブルースのグラマラスな声に似合っていると思う。