腰痛にカイロプラクティックケアを利用している人は、オピオイド系鎮痛薬の使用が低い可能性があることが最新研究で明らかになりました。
慢性的な腰痛や頚部痛に対してカイロプラクティックケアを受診している人はオピオイドを使用する可能性が低いかもしれないことが、システマティックレビューで報告さています。
研究者は、脊椎痛を抱える6万2千名の被験者が含まれる報告済みの6つの小規模研究を調査し、全ての研究において11% ～51%の患者がカイロプラクティックケアを利用していた事実をつきとめました。
カイロプラクティックを受診した人は、受診しなかった人に比べてオピオイドを使用する可能性が64%低くなると、研究者はペインメディシン誌 （Pain Medicine）で述べています。
北米ではオピオイドの過剰摂取が社会問題となっているためカナダのChoosing Wisely（医療における"賢明な選択"）はOpioid Wiselyの啓蒙活動を立ち上げています。
※カナダカイロプラクティック協会はOpioid Wiselyに参加しています。
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