56歳 男性
左肩から肘にかけての痛みと痺れを訴えて来院されました。
真直ぐに立っているだけでも症状はあり、上を向いたり下を向いたりすると悪化します。
また、上向きで寝ると症状が強くでるため、右肩を下にして寝ています。
整形外科へは行っていません。
症状から頸椎の椎間板ヘルニアか胸郭出口症候群を疑いました。
椎間板ヘルニアの検査、胸郭出口症候群の検査は大方+になったので、両方あると推測し施術することに。
少しでも悪化したら整形外科での検査をお願いする旨は伝えてあります。
姿勢検査では典型的なストレートネックが確認されました。
これによって椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群が引き起こされていると考えれます。
頸椎カーブを正常な前カーブにするべく斜角筋や胸鎖乳突筋を緩め、胸椎の丸まりを丸まりを取り除きました。
2回目の施術終了後から少しずつ症状が減少し、10回目の施術後には日常生活での痺れ、痛みはなくなりました。
15回目の施術後には上向きで寝られるようになり、趣味のゴルフ時も症状が出ないようになりました。
現在も定期的に施術継続中です。
今回の症状は酷いストレートネックが原因と考えられます。
視線が下向きになるとストレートネックになり易いですから、なるべく視線を水平にして姿勢を正し、ストレートネックにならないようにしましょう。