国際疼痛学会(IASP)の機関誌Painに「思春期の腰痛に対する脊椎マニピュレーションと運動療法:ランダム化試験」が掲載されました。

慢性腰痛を抱える思春期患者を対象とした12週間の脊椎マニピュレーションと運動療法の併用は、運動療法のみより1年以上の期間で効果的であることが明らかになりました。

研究チームは12歳から18歳までの思春期の慢性腰痛を抱える185人の被験者を12週間の脊椎マニピュレーションと運動療法の併用と、運動療法のみのグループで比較しました。

6ヶ月目に両グループの間で大きな差が出て、今回の研究結果は再現性を保証し、費用対効果の評価に役立つとしています。

 

https://journals.lww.com/pain/Fulltext/2018/07000/Spinal_manipulation_and_exercise_for_low_back_pain.13.aspx