すっかり秋です
大切にしたい季節です
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10年ほど前に書いたエッセイです
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この2つは
名古屋市にある長者町繊維街にあった
お店でのエピソードをもとに書きました
今でも
毛糸屋さんや帽子屋さんの風景がちゃんと浮かんできます
でも
この商店街はもうすぐなくなると知りました
【長者町繊維街】
というアーチ上の看板も撤去されてしまうそうです
商店街にはお気に入りの洋服屋さんもありました
遊びに行って お菓子をいただいたり 世間話をしたりすることもありました
どんな風景に変わるのか
おおよそ見当はつきます
ビルや駐車場……
私が感じた人の肌のような温もりは
どうなのでしょう
私はたった2つの店のことしか書けませんでした
それでも
書いて 残しておいて よかったと思っています
読むと 思い出はズームします
長者町繊維街のことだけではなく
飽きることなく
エッセイを書いて残したことや今も残していることは たくさんの思い出にふっと灯りをつけていることなのかなと思います
もうコロナ禍での閉塞感のある生活を忘れているという7歳の少年が いつか 私の書いたエッセイを読んでくれる日が来たら 微かな記憶を辿ってくれるかもしれません
長者町のニュースを知ってからこのかたこんなことを思っています
「私はどうしてエッセイを書くのだろう」
自問自答してきた日々の1つの答えをみつけたように思い始めてもいます
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秋雨やピアノの音の重なりて
アマンバ
夕べは強い雨音が聞こえました
ようやく最後まで弾けるようになった
『エリーゼのために』の音が重なっていきました
秋の雨音の方が美しいですけど🎵