夏のような緑の日です✨
ドングリの大木
梅 みえますか
衣更思い出畳みしまいける
アマンバ
風 呂 敷
毎年ゴールデンウィークに衣更えをしている。今年は昨日。築４０年近い建売の住宅にはクローゼットはない。これにはかなり不便を感じている。おまけに、娘家族と同居してから、階下が自分の生活の場になった。だから、１階にはその季節の物、２階には着ない物に分けて収納しなければならない。階段の往復は、年ごとに体に堪える。
その折に重宝する物がある。亡き母が、もう何十年も昔に作ってくれた大きな風呂敷だ。かつてよく冠婚葬祭で使用されていた紫色から白にグラデーションしていく風呂敷。母は、それを4枚、丁寧に縫い合わせ、１枚にして渡してくれたのである。縁にはすべて自宅の屋号が書かれている。その３文字を見ると、一瞬、すーっと、生家の記憶が戻る時もある。
これに洋服を積み、ぎゅっと縛る。大きな荷物を背負って、階段を上り下りするのが、私の衣更え。おかげで回数が少なくてすむ。母は、優れものを用意してくれたと毎回感謝する。
心のなかには、母の感謝したい言葉がたくさんある。ただ、『有る物』としては、この大きな風呂敷が１枚残されているだけ。白い所には茶のシミがぽつぽつ出てきたけれど、また秋には活躍してくれるだろう。
こうして、夏の衣更えをほぼ終えることができた。
今日は娘の誕生日🎉
２人の母になり ますます逞しくなりました
あの頃はまだ 殺風景だった庭には
赤い薔薇が１つ２つ咲いていました
庭いじりができないくらい忙しかったのでしょう
今は
息子がくれた薔薇と
嫁のお母様が挿し木された薔薇が
庭をちょっとお洒落にしてくれています
最後まで読んでくださり ありがとうございます☺️