規則的な雨だれの音
カエルの声

そんな土曜日です



もう20日余年も前
玄関先の狭い狭い庭に
牡丹を植えました



最初の数年は
見事な花が何輪か咲きました



向かいの方は
「わざわざ遠くへ行かなくても  ここで見れるからいいなあ」
そう言ってくださっていました



ところがここ10年ほど
葉っぱは出るのに
蕾をつけることはありませんでした



ああまた今年もだめだろうなと
諦めていました



ある日ふと見ると
小さな小さな塊が見えました
やっ   これはもしかして
花の蕾?



それから  少しずつ形を見せてきてくれました






3月27日






4月9日






4月12日






4月13日







4月14日




見事な花が咲きました!



まるで
幸運を運んでくれるような緋牡丹
回りも緋色に包んでいくようです



大切な約束を守ってくれたような安定感を持って咲いています



咲き終わったら
「ありがとう」と「また来年もよろしく」の思いを込めて
お礼肥をします






小手毬の雨をふくみて垂れたる
                                       アマンバ








雨のせいではなく   花の重みに耐えかねてかもしれません
白いブーケのような形の美しさに 幾度も 見入ってしまいます




今日は  このブログに載せてきた1ヶ月分の俳句をノートに書き出しました
そのうち  五句を自選し  添削指導に提出します
説明しなければならない句がかなりありました
写真も説明もない句で  表現できているのはあるかしらと思いながらの時間でした
さて  どんな添削をしてくださるやら……