快晴の日です
こんなすてきな秋の日に
私は 眼科に行かなければなりません
左目の瞳を開くから
さぞかし帰りは眩しいだろうなと思いながら向かいました
40分ほど待つと
検査をしてくださる看護師さんに
「◯◯さん」と呼ばれました
「はい」と言って
検査室の前で待つ彼女のところに行きました
(あっ、あの時の方だ)
瞬間に分かりました
あの時とは……
このエッセイのなかに登場してくださった方です
この後しばらくして
結婚と出産のためクリニックで姿を見ることがなくなっていました
それから12年経ち
再会したのです
もちろん彼女は私のことはよく覚えていませんでした
でも すてきな笑顔で言ってもらえました
「自分のことを覚えていてもらえて嬉しいです」
長いブランクなど感じさせない
やはり凛としていて 優しさを持ち合わせた女性です
彼女が検査をしてくれたからなのか
いつもより視力は良くなっていました
病院に行くと
ばったり懐かしい人に会うことが続いています
やはり私は運がいいのかなあと
瞳を開いて太陽がやたらに眩しいなかを
帰宅しました✨
実の一つ残し枯れゆく糸瓜棚
アマンバ
孫息子がお世話になっている学童は 通学する学校の空き教室を利用しています
昨日迎えに行ったとき 学年園の棚に大きなヘチマがぶら下がっていました
重たそうに風に揺れていました