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眉刷毛万年青は
マユハケオモトです
今年も
一輪だけ蕾をつけ
もうすぐ開こうとしています
かれこれ15年も前のことでしょうか
公私ともども多忙を極めていた私に
できることはないかと
実家に住む姉が来てくれました
そうして
我が家の周りの草むしりを
黙ってやってくれました
ぼっさぼさの庭のどこで見つけてくれたのか
緑の葉だけ元気な鉢を1つ持って
「何の花やろね。うちに持ってくわー」
そうやって
嫁入りしたマユハケオモト
花の世話が大好きな姉は
上手に植え替えをして
育ててくれていました
そして
2年前
「あの鉢の花 咲いたよ」
との知らせを受けました
嫁入りしてから
一体何年経っているのでしょう
まだコロナも感染していなかった
2年前のこの時期
私は
電車で3時間くらいかかる実家に
遊びに行きました
そうして
姉が大切に育ててくれた
オモトの鉢を1つ
もらってきたのです
幾つになってもちゃっかりした妹だと
今さらながら思います
帰り際
ちょうど実家に遊びに来てみえた叔母に
「今度はちゃんと育てるんやで」
と
笑いながら言われたのを覚えています
昨年 オッケー
今年はどうかなと毎日
葉のすき間を覗いていました
先日
姉からオモトが咲いたよーとのラインをもらい
えっーと慌てて
葉のすき間をもう1度覗きました
ありました!
ありました!
小さな白い蕾が
日に日に
それはにゅ~と伸びていきます
不思議な花です
長い茎のようなものの先に
刷毛のように黄色いシベが並びます
その日が楽しみです
そして
また今年も咲いてくれようとしているのが
何より嬉しいです
本読みて泣いて笑って秋うらら
本読みて泣きて笑ひて秋うらら