村里のみな空向ける野菊かな

まだ俳句を始めたばかりの句です

故郷に帰省した折り

近くを散歩しました

野菊がうすい紫色をぱっちりと開き

みな上を向いて咲いていました

その愛らしさが今でも目に浮かびます

残念ながら

今住んでいる所では

野菊を見つけるのは困難です


今日

歌のサークルで『野菊』を歌い

その可憐さのなかにある

優しさ   芯の強さを

つくづく知りました


どこかで

ひょっこり

野菊に会えたらなあと

思わずにはいられませんでした