ずっと思っていたのですが。
姑の愚痴は世間話のついでに(笑い話の様に)誰にでも話せるし、聞いてもらえる。
そして、笑って慰めて、同情してもらえる。
しかし。
実母の愚痴は、所謂、タブー。
話す相手を選ぶ。
そして、勿論、笑ってもらえない。
慰めや同情なんかして貰えない。
聞く事を、さり気無く拒まれたりもする。
ラジオの『お悩み相談』で、実母との確執を相談された解答者も『良い年してなに言ってるの』と叱る様に説教してた。
相談者は真剣に悩んでいるはず、それを『大人になって』の一言で終わらせ様としていた。
実の親子でもわかりあえない人も居る。
年を重ねれば重ねる程、色々分かって来て過去の言動が許せ無くなる事だってある。
頭の中では分かっていても、心が首を縦に振らない事もある。
只、話を聞いて欲しいだけなのに。
何で、いきなり説教されなきゃなんないの。
姑は生涯を共にしようと決めた人(夫)の母親である。
姑も実母も同じ親じゃ無いの?
『親は大事に』
と、言うのならば姑の愚痴も説教されてしかるべきなのでは。
そして。
実母の愚痴にも聞く耳を持って対応すべきでは。
『毒親』なる言葉がある時代でも実母の愚痴は胸の内に押し込んで、自己消化するしか無いのかなぁ➰。