とある日の事に御座います。

『最近、○○さん(先輩)本当に機嫌が悪いわよね』

先月末の喧嘩より先輩に冷たくあしらわれておられる大局様は、やたらとお豆になついて来られるに御座います。

原因がご自分にあるとは…サラサラも思っておられないご様子に御座います。

それ所か…。

『彼女は、1人で仕事を抱え過ぎなのよ。毎日残業してる様だけど、残業代は通常割り増しになるのよ。残業代を出す分でバイトを1人雇った方が、彼女の負担もへるわよ』

と…有り難い助言を頂いてしまいましたに御座います。

『残業代は付いてるかどうか…分からないですが…人が増えれば先輩の負担は減ると思います』

お豆は…微妙な立場ゆえ、かなりの確率で残業代が付いて無いとは思いましたがあやふやに答えておきました。

『あら、残業代はきっちり付けてるわよ』

大局様は力強く言い切りました。

『まぁ…今の売上では人件費カツカツよね。でも、このままじゃ回らなくなるわよ』

大局様は更に調子付いて…申します。

有り難い…有り難い過ぎる助言では御座いますが…お豆の如き下々の者には如何にもし難い事に御座います。

それより何より…雇い主の違う大局様に口出し頂く事では御座いません。

何故に、この様な事を言って来られるのか…真意を計りかねるお豆で御座いました。

うざっ!!

もとい…とほほ。