推定年齢およそ16歳、慢性腎不全のおばあちゃん猫がいます。
慢性的にお水をたくさん飲みたくさん排尿しますが元気でした。
吐く事が増えたなぁ、ちょっと元気ないなぁと思って数日あっという間にぐったりとした様子で
食欲もなくなり突然けいれんのような状態に。
驚きのあまり心臓はバクバク、恐怖と悲しみで手が震え、目をまん丸にして何が起こったのかわからない様子の猫を触ることもできず
とにかく獣医さんに電話。基本的にはあまり獣医さんにはかからず自然に任せる派(人間も動物も)なんですがこの時はとてもひとりでは抱えきれないと思いました。
先生「どうします?血液とか採って調べてもいいけどね。」と積極的ではないご意見。
私も心の中では強く同意。この時の猫はもう毛並みもボロボロ、元々痩せていましたが
じーっと動く事もなく、正直言ってお別れの時が近いのだなと思いました。
先生「痙攣は脱水症状から来ているのだろうからそれを抑えるための点滴だけしましょうか」
「まぁそれも、痙攣してるのを見たくないっていう人間の勝手なんですけどね。
猫ちゃんからしたら自然じゃないからね。」
できたら私としてもすべてを自然に任せたいのだけれど、痙攣したあの姿を再び見る自信がなく
とにかく点滴(保水)をして頂くことになったのだけれど、これを毎日最低でも一回はしなくてはならないという。
ここまで弱った猫を毎日病院まで連れて来るのは無理があるから自宅でやれと(O_O)
先生「こんな感じ」「こうやってこう」「これで終わり」
それでなくても心臓がドキドキしていて
これを?私が?」この太い針をぶっ刺す?????????
でもやらなきゃ!やらなくては・・・・・・・・・
ものすごい葛藤をしながら聞いているので、先生のあまりにもシンプル過ぎる説明が
まったく頭に入って来ないまま点滴や針などのセットを購入して帰宅しました。
その日の夜はまったく具合が悪く、ぐったりとしてもちろん何も食べず
1時間に1回は吐く、吐く、もう何も出ないのに吐く、吐くのくり返し。
朝まで持たないかなと思ったので娘と徹夜して付き添った。
その間に2回くらい、もう目が開かないね、もうダメかもねと
大泣きしながらお別れを言うのだけれど持ち直す・・??
私も娘も言葉には出さないけれど、あれ?これもしかして頑張っちゃうんじゃないか?
と思って朝を迎えました。
この日の朝と、次の日の朝は、死ぬ気で頑張って点滴しました。
が、私には無理でした。とにかく辛くて無理!!!点滴を早く終わらせる為に特別に太い針が渡されているのでよけいに辛く、手が震えて3日目は猫も少し元気が出て暴れたのもあり、ついに自分の指に針を刺してしまい、この時点で全身脱力、もうやめたと心に決めました。
少しは元気になったとはいえ、いつどうなるかわからない状態、嘔吐もまだ続いていたし
餌もほとんど食べずだったので私の神経は寝ても起きてもピリピリしていて本当に辛かった。10分でも目を離すと死んでしまっているんではないか?コトコトっと音がすると痙攣しているのではないか?と、よほどストレスだったのかこの頃の私の心臓は無駄に鼓動が強くなっていて、もしかして私も一緒に逝くのかなと思っちゃうほどでした。
でも、自分の意気地がなくて水分が採れないばかりに猫に苦しい思いをさせるのが辛く、ネットで情報を探しまくりました。
そこで見つけたのが瀕死の愛猫を救ってくれた魔法の粉でした(o゚▽゚)
これで検索してもらえば出てくると思います。「論より証拠」という会社?から発売している物です。
初めはメルカリで買ったのですが遠方からの配送だったので待ちきれず、重ねてネットショップで購入、何とか間に合ってくれと祈るような気持ちで待って待って、届いたその日の夜に一カプセル分の粉をちゅーるに混ぜて与えてみました。硫黄のような匂いがかなりあったので心配しましたが食べてくれた!!そしてそしてその時以来、いま現在まで2週間ほど経ちましたが一度も吐いていないのです。困ったような怒ったようだった表情もすっかり無くなって、その上みるみるうちに元気になり、リラックスしてのびのびと眠る姿には本当に乗り切ったんだなぁと涙😭
もう二度と見られないだろうと思っていたドア登りも見せてくれるようになったんです。
何だか、大げさで嘘くさいCMの文章みたいになってしまうのですが本当なのです。
実際、この商品のレビューページはこんな感じの嘘みたいなお話がズラッと並んでいます。
それにすがって購入を決めたのですが信じて本当に良かった。
良かったと思うし感謝でいっぱいなので、どこかで困っているペットや飼い主さんの力になれたらとこのブログを全力で書いています。いえもう販売代理店でもやりたいくらいです!
まだ若くて先がある猫ちゃんの場合、違う考えになるかも知れません。
でも、うちの場合のように老猫だったり、いろいろな理由で積極的な治療はせず
猫にとっても人間にとってもストレスの少ない療養を考える場合、かなり有効な道なのではないかと思います。
自分の精神衛生上の理由と経済的理由で点滴を辞めようと決めた時、同じような考え方ってあるのかなと探しましたがネット上には1人の方のお話しか見つけられませんでした。
いろんな考え方、いろんな方法があると思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。