こんばんは(^^)/

 

あなたの人生を楽しいサクセスストーリーにしちゃいます!

 

FP&タロット占い師のあけみんですウインク

 

おかげさまで、

なかなかの反響をいただいてます

私、あけみんの『前世の話』爆笑

 

有難うございます!

とっても、嬉しいです!!ドキドキ

 

前回までのお話はこちら

40代半ばにして、自分の『宿命』を悟った話①

40代半ばにして、自分の『宿命』を悟った話②

40代半ばにして、自分の『宿命』を悟った話③

 

 

では、続きをお楽しみください照れ

 

 

ここは、中世のイタリアの港町。過去世のあけみんは、女友達とワインを飲みながら

楽しそうに、カードゲームに興じていた。そのカードとは、今でいう……

 

☆☆☆

 

「ほう、タロットですか? それは、明美さんが

皆にしてあげてるんですか?」

 

『……うん。私が、皆にしてあげてますね。……タロット

なんだけど、今のものとは全然違う感じ』

 

あけみんは、更に当時の感覚を確かめようと意識を

当時の景色に集中させた。

すると、映像の中の女性二人の正体が唐突に分かった。。

 

『この、二人は過去世のきみりんとハルエさんだ』

あけみんは深い記憶の中で

現世の二人の友人とタロットをやっている時の感覚と

まったく、同じものを感じていた。

 

奇しくも、二人とは一昨年前。

初めて、ワインと『教本』を片手に、数時間をかけて『ケルト十字』なるものを組んでいた。

それから皆で『素人がやっても当たるタロット占い』に急速にはまっていったのだ。

 

一昨年には、三人とも、まだ『タロット』の『大アルカナカード』の意味すらも知らない素人だったが、

中世では……

 

「凄いっ! また、当たってる!」

過去世のあけみんが始めた独特のカードと石を使った占いは、とても当たっていて、友人二人は共にびっくりしていたが、

その的中率の高さに魅了されて、よく彼女に占いを

せがんでいた。

 

やがて、それは近所でも評判になり、あけみんは、次第に

石のオベリスクのようなものに囲まれて、大きな石のテーブルとイスが置いてある場所で、太陽の光を一身に浴びながら

『神様からのお告げ』を伝え、行列に並ぶ人々を次々と

視ていった。

 

過去世のあけみんには、今よりも、もっと神秘的で大きな力が備わっていた。

彼女が『祈り』を唱えると、たちどころに全身。

特に、『両手』と『両足』と『丹田』の辺りがビリビリと電気が走ったように熱くなり、そうして頭の中には、神様や太陽や自然からのメッセージがおびただしく降りてくる。

そのメッセージを、カードや石に具現化して落としては、

あけみんの元を訪れる皆に

神妙に、そしてとても楽しそうに「こうすれば良いですよ」「こうすれば、もっと幸せになれますよ」と伝えていた。

 

彼女を通して伝えられる【神様からの明るいお告げ】を

聞いた人々は、たちどころに笑顔になり、そして、あけみんを両手をこすり合わせて拝みながら、有難さに涙を流している人も多かった。

 

訪れる人の数は、日毎にどんどんと増えていき、

あけみんはそれを、ほぼ無償のボランティアで

『毎日のルーティンワーク』のように、

疲れて倒れそうになりながらも、一生懸命にこなしていた、

 

ある時は、リラックスして友人たちとお酒を飲みながら、

そしてある時は、石に囲まれた部屋で厳かに、太陽のエネルギーを一身に浴びながら。

 

そうして、そんなある日。

過去世のあけみんの、その『独特の占い』を教えて欲しい。

という女性が数人、彼女の前に現れた。

あけみんは「もちろん、いいですよ」とにっこり笑って

先ずは

両足を肩幅に開いて、両手をハの字に広げたいつもの姿勢から

教えていった。

 

「はい。いいですね。……では、徐々にスゥ、ハァと

呼吸を深めながら、両足と両手に太陽と自然からのエネルギーをいっぱいに感じ取って……」

 

◇◇――◇◇――

 

気づくと、術者があけみんに優しく語りかけていた。

 

「……明美さんが

ご主人と出会い、タロットを使い、人々を幸せにしていたその人生の意味をもう一度整理していきます。

3つ数えると、その人生が終わりの日まで移動することができます。

一つ、二つ、三つ。

 

……人生最後の日まで移動しました。

もう、今から肉体から魂が抜け出て

エンディングに入ろうとしています。

 

身体から魂が抜け出て、ふわふわと浮いて行って

横たわっている自分を見下ろしています。

その人生は、あなたにとって

どんな意味のあった人生でしたか?」

 

あけみんは、ゆっくりと答えた。

 

『……うん。いろんな神様とか天からのメッセージを

できるだけたくさんの人にお伝えして本当に

幸せになってもらって、喜んでもらえてよかったけど。

心残りが一つだけある。

 

皆に『私の占いをぜひ教えて欲しい』って言われたけど、

どうしても

『私が感じていた、頭とか、両手や足に、自然からビリビリと伝わってくる熱いエネルギーの感覚』を教えれなくて、

申し訳ないときに、なんか「出し惜しみしてるんだ」みたいに非難されて辛かった。

 

……でも、この感覚だけはどうしても、その時は教えれなかったんだよねぇ』

 

「そう。それが、ちょっと心残りだったんですね」

 

『うん。後、私も、もし教えれたら、

私の身体は一つしかないけど、皆が教えたやり方を広めて

たくさんの人が幸せになれるから。

 

やっぱり、それがどうにも心残りだったみたい。

幸せだったんですけどね』

 

「うん、幸せだったけど、ちょっとそれが心残りだったんですね。

 

「では、天使たちが迎えにきます。じゃあ、迎えに来た天使たちにも、自分の生まれた意味をきいてみてください。

なんて答えてくれますか?」

 

『……うん。もうちょっと何回か生まれ変わっての来世で、

できるようになるよって。良かったねって。

安心して、今は天に帰ろうって。

 

ご主人とも、凄い縁ができて、また大変な目にあうけど、

出逢えるよって。

うん。それが

あなたにとっては凄く意味深いことなんだよって。

魂が一番磨かれる早道なんだよって。大変だけどね(笑)』

 

「ふぅん。なるほど。それが一番魂が磨かれる早道なんですね」

 

『そうみたいです』

 

「では、魂が雲の上までのぼっていきます。

……自分の魂のふるさと、光の中に帰っていきます。

 

天使たちが祝福して迎えにきてくれました。

天使たちは、どんなところを褒めてくれましたか?」

 

『凄く辛い人生だったけど、今のご主人を頑張って最初に迎え入れたことは、大きな修行の始まり』

 

「ああ。それが始まりなんですね」

 

『まだ、ずっと続く修行なんだけど、もっと大変なんだけど

何回も裏切られるたびに、あなたは大きな大きな

菩薩様のような心で許して愛せることができる。

それは、大切な修行。

 

占いも、

今回は神様と太陽と自然の石をあなたは感じて伝えるだけ

だったんだけど、

それも今回一生懸命に、ほとんど無償でやったご褒美に、

あなたはもっと花開く形で

いろんな力を持たない人に教えることができるようになるし、また伝わるところでももっと感じ取れるようになる。

 

大切なメッセージと教えを伝えて、その人たちは自分の足でしっかり立ってどんどん占いができるようになる。

そういう先生にもあなたはなれる。

それは今回凄い大変な時代を頑張って生きたからって、

神様からのご褒美』

 

「はい、わかりました。有難うございます。

……では、明美さん。

 

ここから守護霊様のお話を聞いてもいいですか?」

 

「うん。大丈夫です」

 

術者が、新たな儀式の呪文を、唱えだした。

 

「それでは、明美さんの潜在意識。守護霊様と呼ばれる方に

これから質問させていただきたいと思っております。

……守護霊様。どうかこれからの私のいくつかの大事な質問に答えていただけますでしょうか?」

 

『はい』

 

あけみんの意識での承諾の言葉を皮切りに、以後、

この後の時間。

 

守護霊様からの多くの言葉が、ささやき交じりに、部屋の中に伝わりだした。

 

 

――次号、【40代半ばにして、自分の『宿命』を悟った話⑤】に続きます!お楽しみに。――

 

今日も最後までお読みいただき有難うございましたお願い