14時からの面会なのに、何故かｿﾜｿﾜしてしまい12時半には出発。
20分の面会時間に食べ終わり、入れ歯でも食べられる物を色々考えて、果物とﾌﾟﾘﾝとｽﾎﾟﾝｼﾞに生ｸﾘｰﾑが乗ったﾌﾟﾘﾝｱﾗﾓｰﾄﾞをｼｬﾄﾚｰｾﾞで買いました。
もしかしてまだ時間が余るかもしれないと思い、小さなこし餡どら焼きも購入。
喉がつかえたら困るなと思い飲みきれそうな位の緑茶。。。
娘が「ﾊﾞﾊﾞは週刊誌が好きだから」と週刊女性と、私はﾚﾀｰｾｯﾄを4種類。
封筒には切手を貼り住所も書いて、ﾎﾞｰﾙﾍﾟﾝ3本・ﾉﾘ・ｾﾛﾃｰﾌﾟを可愛い筆箱に入れました。
全く何もしなかった母が眉墨が欲しいと言っていたのを思い出し、眉墨と手鏡を化粧ﾎﾟｰﾁに入れてpekoちゃんの紙袋に入れて持参。
早く着いてしまいましたが、中に入れてくれ早目に母を連れて来てくれました。
ﾖﾁﾖﾁ歩いて来て…私は涙で母が見えず…ただ
「元気にしてた？」としか声が出ませんでした。
娘が沢山話し掛けて、座らせすぐにﾌﾟﾘﾝｱﾗﾓｰﾄﾞを出したら、ぱぁ〜っと満面な笑みを浮かべｽﾌﾟｰﾝを渡す前にすでに手で果物をﾍﾟﾛﾘ。
相変わらずな食欲だわ。
いつもゆっくりﾀﾞﾗﾀﾞﾗ食べていた母が、普通にﾊﾟｸﾊﾟｸ食べていて、2ヶ月以上1人ぼっちで食べていた母…今は沢山の人と食べるようになって、皆と同じﾍﾟｰｽで食べられてるみたい。
美味しそうに完食し「次はいつ来てくれる？」と。
「何もいらないから、会いに来て。皆優しくしてくれるけど、1人でもいいから家に帰りたい。」と。
そうだよね。帰りたいよね。
私も帰る実家がないのは寂しいし、実家に行けば父も母もいるｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬしたあの日に戻って欲しい。
20分の面会時間が呼びに来ないので、結局30分もいられました。
何度も何度も振り返りながら、手押し車を押して泣き顔で行った母。
週1は面会がﾀﾞﾒだそうで、次の面会は30日。
何もいらないと言っていた母から
「ｽﾞﾎﾞﾝとｼｬﾂが欲しいの」って。
来週見に行かなきゃだ。
母を連れて帰りたかったけど、お互いの事を考えたら、これが正解なのかもしれない。
でも寂しい。