毎年恒例、旧居に戻ったら時間があれば友人の家の方へ散歩に行く。何年も連絡を取っていない。当時、連絡先を残さなかったからだ。わざと通りかかったときに昔の友人に会えることをいつも願っていたが、庭にはあの子の姿は一度も現れなかった。去年まではまだ賑やかで、あの子犬も生きていて、門のそばの小屋で横になっていた。今年また行ってみると、友人はもう引っ越してしまい、空っぽの家だけが残っていた。テントは撤去され、庭の池に雑草が生い茂っていた。僕は一瞬呆然として、振り向いて自分の家へ歩いて帰った。

 

昔毎日一緒に遊んだ日々が懐かしい。君が僕の後ろをついてきて、にっこり笑いながら「アニキ」と呼んでくれたこと。週末のバーベキューパーティー、休みに一緒に丘の林へ探検に行ったこと。君のことも、あの貴重な時間も忘れない。

 

友人よ、縁があればきっとまた会える。