“なんだかんだで、結構な本数になったぞ(笑)”
今年も残り少なくなってきたので、今年観劇した舞台をざっと振り返ってみようと思う。
本当は全ての作品についてちゃんとブログを書きたかったけど
さすがに厳しいのでこんな形で纏めてみる。
当初は年内に完結させようと思ったけど無理そうなんで、年を跨ぎますがね(笑)。
そもそも、今年の初めの頃は“去年は舞台を観過ぎた感があるから、少し減らそう”
なんて事を心に誓った・・・気がする(笑)。確か。
が、しかし。
終わってみれば去年と同数の30作品。
ひとつの作品を複数回観ている場合も多いので、実際に観劇した回数は計44公演。
ちなみに去年は30作品・50公演なので、一応去年よりは少なめではある(笑)。
実際はこれでも泣く泣く観劇を諦めた舞台が結構あるので
時間とお金に際限が無ければ、少なくともこの数字の1.5倍の本数は観ていたと思う。
それでは1月から振り返ろう。
[1月]
(0) ストレイドッグ新年会
厳密には舞台ではないのだが、今年はこれから始まった。
一応、お芝居のコーナーもあったしね(笑)。
池袋のGEKIBAというめっちゃ小さな劇場で、お酒やドッグの面々が作った料理を食べ
お芝居やライブを観る。なかなか味わえないような時間が過ごせた。
(1) 企画演劇集団ボクラ団義 Play Again Vol.3 “嘘ツキタチノ唄” (3公演)
お気に入りの劇団・ボクラ団義の2010年の作品の再演公演で、ヒロインはすぅちゃん。
内容は32年前の青酸コーラ事件をモチーフとした極上のサスペンス作品で
個人的には今年観た中で2番目に良かった作品で
ボクラ団義特有の終盤で物語が加速・収束していく感じはさすが。
主宰・久保田唱さんの描くサスペンスは本当に素晴らしく
伏線回収もきちんとされて、最後は思わず唸ってしまうレベル。
終盤のボクラ団義メンバー沖野晃司さん・山田健太郎さんと、すぅちゃんのお芝居は
切なすぎて涙をこらえきれなかったなぁ・・・。
沖野さんは一人の人物を初老と若い時を演じ分けていたのだが
化粧やかつら等を一切使わずに、単純に姿勢や目線・口調等のお芝居だけで演じ分けていて
それが観る者にもしっかり伝わるから、やっぱりこの人はスゲェなぁ、と再認識。
すぅちゃんのお芝居もこれまた素晴らしかった。
あと、この作品の中で出てくるフォークグループ“ビコーズ”。
ボクラ団義メンバーの大神拓哉さん・福田智行さんと松井薫平さんの3人が歌う
“嘘つきの唄(これが劇中でめっちゃ重要な役割を果たす)”と“幕末気分でワッホッホ”は
今でもCD化を望むくらいの名曲だったことも記しておこう。
この公演期間中に“ボクラ団義5周年記念イベント”というのが色々あって
中でも貴重なイベントだったのが、“公開オーディオコメンタリー”という企画。
これはステージ上の大きなスクリーンに過去公演の映像を流して
それを当時の出演者(しかもほぼ全員勢揃い!!)と共に
当時の裏話などを交えながらみんなで一緒に観ようというもの。
自分は“鏡に映らない女 記憶に残らない男”と“忍ぶ阿呆に死ぬ阿呆”の2作品に参加したが
もうね、これはボクラ団義ファンにとっては贅沢すぎる時間だった。
沖野さんの振り付けの付け方とか、非常に貴重な話が盛りだくさん。
ぜひ今後もこの企画をやって欲しいものである。
[2月]
(2)ストレイドッグ “ゴジラ” (1公演)
ストレイドッグのゴジラは過去に2回ほど観劇しているが
キャストの違いが作品に上手く反映されていて、ストーリーは知っていても毎回楽しめる。
今回はヒロイン・神定まおさん、ゴジラ役・鮎川太陽さんという組み合わせだったが
自分が注目していたのは、モスラ役の哲人さん。
これまでモスラといえば、ストレイドッグの重松隆志さんだったけど
今回はかなりの個性派俳優である哲人さんが演じることになり
去年の“登校日へ行こう”という作品で彼のお芝居を観ていた自分は
“これは観に行くしかない!”と思いギリギリになって駆け込み観劇。
やっぱり哲人さんのお芝居が面白くて
相方・ピグモン役の住吉真理子さんとの掛け合いも爆笑だった。
そんな住吉画伯のピグモンと、哲人画伯のナメゴン(笑)。
あと、ゴジラではお馴染みの双子コンビの川村美喜さん・佐々木昌美が
息もピッタリでめっちゃカワイかった事も付け加えておこう(笑)。
(3)“3150万秒と、少し” (1公演)
これは、さかっちの今年一発目の舞台だったっけ。
銀河劇場っていうのは初めてだったけど、でっかい劇場だったなぁ(汗)。
主演が相葉裕樹さん・小澤亮太さん、そして美山加恋さん。
戦隊モノのシンケンブルーとゴーカイレッド、夢の共演ですよ、奥さん。
っていうことで、自分が観た回は8割以上が幅広い年齢層の女性だった。これにはビックリ。
クラス旅行でスキーに行って雪崩に遭ってしまい、たまたま“生き残ってしまった”主人公2人。
彼らは“1年後、岬で一緒に死のう”と約束し、残りの1年(=3150万秒と少し)を生きる。
2人は時に大人には理解しがたい行動を取り続けるのだが
これらがクラス旅行で仲間たちが語っていた夢だったことが後半に明らかになる。
ラストシーン。2人は岬から飛び降りる。
そして彼らの前には、クラスメートたちの姿が・・・。
解釈の仕方が色々ある結末だったが、荒削りというか全体的に消化不良気味の作品だったかな。
ちなみに、一緒に観に行った友人と結末の受け取り方が違っていたことに
観劇してからかなり時間が経ってから気付いて、爆笑してしまった(笑)。
(4)X-QUEST “ブルーアップル” (1公演)
“母さん、マジリスペクトぉぉぉ~~~っ!!”
高速ダンスと派手な殺陣が魅力的な劇団・X-QUEST。
その存在自体は去年から知っていたのだが、ようやくの観劇となった。
きっかけは昨年末のボクラ団義の“忍ぶ阿呆に死ぬ阿呆”という作品で見た
塩崎こうせいさんの人間離れしたジャンプの高さだった。
あれを見て、“塩崎さんの所属するクエストさんの作品が観たい!”と思った。
で、実際に見た感想は、“塩崎さんってこんな役者さんだったのか!”という驚きだった。
アニメーションダンスっていうのかな?とにかく塩崎さんのダンスが凄すぎ。
彼が自らオファーした“踊れる役者たち(ダンサーにあらず。ここ重要。)”と共に繰り広げた
超人的な高速ダンスは本当にヤバかった。なんつー身体能力の高さ!
1回観て、お気に入りの劇団になったね、クエストさん(笑)。
物語は生物の進化とか科学的な内容だったりするのも面白かった。
もう1回観ても良かったなぁ・・・。
クエスト所属でボクラ団義作品で拝見してる大野清志さん(チラシの人ですな)は主役
高田淳さんはボスキャラとも言えるマッドサイエンティスト役だったが
2人とも華麗な殺陣がカッコ良かった。
そして客演のボクラ団義・沖野さんは海賊役(見た目、某海賊モノの洋画の主人公まんま)で
ホームではまず見られない弄られ方をされていて、めっちゃ新鮮で爆笑だった(笑)。
[3月]
(5)“MOSH 4 ~知りすぎていた男~” (1公演)
図師光博さんと田所治彦さんの演劇ユニット・MOSH。
そのMOSHにさかっちがゲスト出演するということで、その回を観劇。
さかっちはこのMOSHの旗揚げメンバーでもあり
彼女自身、“MOSHはアイドリング!!!に次ぐ第二のホーム”と公言しているくらいの場所。
そしてさかっちといえば、MOSH名物“即興芝居バトル”での壊し屋っぷり(笑)。
今回も伸び伸びとやってましたなぁ・・・(汗)。
MOSHは前述の通り田所さんありきのユニットなのだが、残念ながら彼は謹慎中にあった。
そのせいもあって、上演前のキャストさんのブログを見ると“彼の分も頑張る”とか
“出れない彼が悔しがるくらいの作品にしよう”といった、熱い内容の記事が目に入った。
で、千秋楽のカーテンコールでは彼に対する想いを語る出演者の言葉で
MOSHらしくない(笑)しんみりした感じのカーテンコールになったのが印象的だった。
自分もMOSHは図師さんと田所さんの物なので、彼の復帰を待っている一人。
その想いは、アンケートに一文添えて託してきた。
あっ、そうそう図師さんと言えば・・・
一部のマニア(?)に大絶賛のグッズ“ズシール”(笑)。
ええ、しっかりゲットしましたとも・・・。
図師さんの面白さ、もっと多くの人に知ってもらいたいものだ。
(6)大神拓哉一人芝居 “Vivid Cafe~DVDが作りたくて~” (1公演)
ボクラ団義の大神拓哉さんによる一人芝居・Vivid Cafe。
その名の通り小さなカフェでお酒を飲みながら観劇できるお芝居。
しかもボクラ団義メンバー総出でおもてなし(!!)。
ボクラ団義ファンにとっては本当に堪らない時間だった。
大神さんの演じた6人のキャラはどれもめっちゃ濃~いキャラだったのだが
とりわけ女性キャラが秀逸で、細かい仕草とか爆笑だったなぁ。
ちなみにタイトルの“DVDが作りたくて”とは
去年の公演でなぜか撮影用のカメラを忘れてしまい(嘘のようなホントの話)
そのリベンジで再演したのが今回の公演というわけである。
(7)ストレイドッグ Seedling公演 “太陽は夜も輝く” (2公演)
ストレイドッグの若手公演。
昨年上演された“月と箱舟”という作品の続編とも言える作品で
前作を知っている人は人物設定等でニヤリとできる内容だった。
ストレイドッグの舞台の特徴のひとつと言える、芝居の熱量の高さ。
今作もドタバタした印象はあったものの、熱量の高い舞台だった。
主演の川村美喜さんがめっちゃキュートだったのだが
劇中の大学のミスコンで披露した一発芸が、攻殻機動隊の草薙素子のモノマネ(笑)。
後で聞いたら、アニメは全く知らないけどそれが稽古ではなぜかバカうけで
本番でも披露することになったとか。
この斜め上行くチョイス、元ネタを知ってる自分としては
似てる似てない云々はさておき(笑)、個人的にツボだった。
そして、佐々木昌美さん。
いつもとはちょっと違う大人っぽい社長夫人という役柄だったけど、素敵でした。
う~む。
軽くまとめるつもりが全然終わりが見えない状況に・・・。
とりあえずこの辺で一旦終了。
今年は更新頻度がガタッと落ちたこのブログ。
大した内容ではないにもかかわらず、読んで頂いた方には感謝。
そして、プライベートでお付き合いのある知り合いの方々には、この場を使ってお礼を。
来年もまたよろしくお願いします。
ということで、皆様、よいお年を!