あぁ、ピヨッコ人生・・・ -4ページ目

あぁ、ピヨッコ人生・・・

仕事の事・趣味の事について日々徒然と・・・

“懐かしのヒットソングメドレー”


そういえばこの舞台は先日千秋楽を迎えたのだけれど、そのカーテンコールで

来年冬に早くも(といっても1年後だけど)再演が決まったとのサプライズ発表があった。

それくらい評判が良かったってことなんだろうね。

劇場は池袋のシアターKASSAIというキャパ110人ちょいの、文字通り小劇場だけど

ラスト3日間は当日券が出せないくらい満員御礼で

しかも自分が観た回ではなんと立ち見のお客さんまで居た。

狭いシアターKASSAIで立ち見なんて聞いたこと無いよ(笑)。


この作品、当時の雰囲気の再現度がとにかくハンパ無い。


例えばこれら。

02


これは公式HPやフライヤーに使われている物だけど

まさに当時のレコードジャケットの香りが(笑)。

ちなみそれぞれのタイトルのオリジナル曲が劇中で歌われる。

“レッスンは厳しいぞ”も、もちろん楽曲の名前である。

あっ、冒頭だけしか歌われない(歌わせてもらえない)曲が1曲だけあるか(笑)。


曲と言えば、開演までの間に劇場で流れる客入れの時の楽曲が

マッチや聖子ちゃんなどの80年代のアイドルの曲。

この辺から作品の雰囲気作りが始まっていた。知ってる曲、多かったなぁ。


登場人物もみんな個性的で本当に愛らしいキャラばかり。

なお公式HPでは各キャラクターの解説が載っているので、気になった方はぜひ。

メイツ公式HP キャラクター紹介

思わずニヤリとしてしまうような設定がちらほらとあったり(笑)。



何から書いていいかわからないくらいたくさんあるが、とりあえずはストーリを追いながら。

物語は1982年。“歌のレッツゴーバンバン”という歌番組のオープニングから始まる。

満面の笑顔でポンポンを振りながら、オープニングの曲に合わせて踊るメイツガールズ。

出てきた瞬間に主役のチャコ(演:椎名亜音)の笑顔にやられた(笑)。


とにかく椎名さんのお芝居にやられっぱなしだったけど

椎名さんに関しては後でゆっくり書きます。


司会はライト木嶋(演:野村浩二)とアシスタントの島田あきこ/REDチーム(演:長谷川茜) /

静岡えり/BLUEチーム(演:安田葵子)の2人。




この3人の醸し出す雰囲気が既に面白い(笑)。

ヘアースタイルや衣装もそうなんだけど、個人的にはマイクの持ち方がツボだった。

マイクを握るんじゃなくて、揃えた4本の指と親指で挟む感じ。

決して小指なんか立てません。

そう言われてみれば、子供の頃に観ていた歌番組はそんな感じだったかも。

で、ライト木嶋とアシスタントの会話がかみ合わないのなんのって。

歌番組のシーンは何度もあるのだが、終始この調子。

主にアシスタントの2人の返しが変なのだが、前述の公式HPの設定によると

この噛み合わない会話も視聴者の楽しみのひとつらしい(笑)。

あとビックリしたのが、アシスタント役のお2人。

後で改めてフライヤーの写真を見たら、“別人か!!”って思った(笑)。

それくらい役の作り込みが凄かった。


ライト木嶋たちの曲紹介で歌のメドレーが始まる。

そう。世代によってはわかるかもしれないが“夜のヒットスタジオ”のあの感じ。

トップバッターは、男性アイドル・よもぎだ純(演:藤堂瞬)の“ストロベリーマジック”。


♪HEY HEY 手を上げて 一緒にストロベリー今夜だけ!

♪HEY HEY 声上げて ストロベリーマジック!

この曲、中毒性があるんだよなぁ。時々頭の中で鳴り始める。

ポジション的にはトシちゃんのよもぎだ純、衣装といい歌詞といいダンスといい

いろんな意味でこの作品の“アイドル”だったかも(笑)。


イントロが流れ始める中でアシスタントの曲紹介が始まり、よもぎだ純が左手を横に出す。

ここでメイツガールズのチャコからマイクを受け取る段取りになっていて

専門用語(?)でこれを“マイクトス”というらしい。

この“マイクトス”、後々重要なキーとなっていくのだが

こともあろうにチャコはよもぎだ純の右手側に膝まづいてマイクを差し出し

慌てて左側に回るミスを犯してしまう。

観ている側からすると、ここでチャコがドジっ子であることが印象付けられる。


2番手は、渋木徹(演:土屋兼久)の“泪雨(なみだあめ)”。


♪いつか帰ってくると 言葉を書き留めては

♪泪が文字を濡らす 泪雨

思いっきり歌謡曲テイストのこの曲も、土屋さんのキャラ作りも含めて完成度が高かったなぁ。


そして3番手は、REDチームとBLUEチームでカラーが全く違う2人。

まずREDチームは、アイドル・沢ひかる(演:高橋明日香)の“波打ち close your eyes”。


ポジション的には、まさに松田聖子。ビジュアルの完成度高し(笑)!!

♪南の風に運ばれて あなたと歩くビーチロード

♪不慣れなキスも風任せ 波と返すの 投げキッス

設定では当時の世の中では“ひかるちゃんカット”が大流行。

見た目はブリブリなアイドル・沢ひかる。しかしその裏、かなり腹黒い(笑)。

劇中でも生放送中に渋木徹やアシスタントの女性の腹を、見えにくいようにパンチ。

また不愉快そうな表情から一瞬で作ったような・・・いや、作ったアイドルスマイルに。

沢ひかる役の高橋明日香さんはこれまでに何度かお芝居を観てきているが

清純派の役柄もさることながら、振り切ったコメディチックなお芝居がとにかく絶品で

実はREDチーム観劇の楽しみのひとつだった。

前述の一瞬で表情が変わるお芝居や、後々出てくるメイツガールズをいびるシーンでは

腹黒い“黒あすぴー”のお芝居に劇場が大爆笑だった。

コメディエンヌ・あすぴー。おススメです(笑)。


対するBLUEチームは、孤高のシンガー・詩倉舞衣子(演:嘉陽愛子)。


REDが聖子ちゃんなら、BLUEの詩倉舞衣子は中森明菜。

♪このまま愛も冷え切って 星屑のように夜空を羽ばたく 蝶になれ

♪力のかぎり Rust WING! Rust WING!

こちらもビジュアルの完成度が高い!!

歌い方も相当研究(?)されたのか、中森明菜の雰囲気バッチリ。

特に歌ってる時の表情やマイクの持ち方や左手の動き。

性格も孤独を愛する感じで、もちろん声のボリュームは囁くようなトーン(笑)。


そして、歌い終わった3人目の歌手が意外な行動に出る。

“次はメイツガールズで、メイツガールズのテーマです”

まるで放送事故のような無茶振りに、焦るメイツガールズと司会陣。

しかしチャコたちメイツガールズは、“麻生先生にもらったあの曲、歌うよ!”

と、彼女たちの唯一の持ち歌“メイツガールズのテーマ~ブラウン管の向こうへ~”を歌う。

これがこの舞台のオープニング。

この曲、キラキラしたメイツガールズの表情や歌の歌詞が本当にグッとくるんだよね。


で、曲が終わると現実に。

“そんな訳ないじゃん!私らが歌番組のトリだなんて!”

そう、最後のメイツガールズの歌だけは完全にチャコの妄想だったのだ(笑)。



とまぁ、オープニングはこんな感じ。

ってか、書き終わるのか、コレ(笑)。


続く。


“初6C観劇”


かなり久し振りのブログ更新。すっかり書き方を忘れてた(笑)。

相変わらず舞台ばーっかり観てます。今年は50本を超えるかも。

観に行く舞台みんな面白くて、感想を書くのが全然間に合わない。

諸々少し落ち着いたので、ここらで久々に観劇レポートでも書こうかと。


最近観に行ったのは、劇団6番シードさんの第57回公演

“メイツ~ブラウン管の向こうへ~”という作品。

01


劇団に所属されている藤堂瞬さんはX-QUESTさんの舞台で拝見していたり

椎名亜音さんは“クジカンキカク”という演劇イベント(?)のMCをされていたりで

劇団名は以前から知っていたものの、ようやくの初観劇となった。

タイトルから内容を察することができる人は、それなりの世代。

この作品は“スクールメイツ”をテーマにした作品で、昭和50年始めの頃のお話。

ちなみにサブタイトルにある“ブラウン管”を知らないキャストが1名居たとか(汗)。


<STORY>

昭和50年代初頭…。
お茶の間のテレビが白黒からカラーに変わった頃、ブラウン管の中で
日々踊り続ける女の子達がいた。人気アイドルの後ろで、
フォークシンガーの後ろで、ただひたすら笑顔をお茶の間に
届け続けたダンス集団「メイツガールズ」。
ソロデビューの野心を胸に秘め、彼女達は
今日もひたすらに笑い、泣き、歌い、踊る!

昭和歌謡全盛時代のバックダンサーをモチーフに、
6番シードが贈る昭和歌謡ヒットパレード!
笑って泣ける汗と涙の青春ミュージカル!?

脚本・演出 松本陽一
音楽 タケシズHONDA

≪両バージョン出演≫
チャコ・・・・・・椎名亜音 

メイ・・・・・・栗生みな 
よもぎだ純・・・・・・藤堂瞬 
渋木徹・・・・・・土屋兼久
水落先生・・・・・・宇田川美樹
麻生轍・・・・・・小沢和之
丸太もやし・・・・・・樋口靖洋
(劇団6番シード)

キョン・・・・・・加藤沙耶香
タヅナ・・・・・・川添美和(劇団海賊ハイジャック)
ショーコ・・・・・・上田理絵
アキラ・・・・・・春原優子(企画演劇集団ボクラ団義)
志賀浜雄・・・・・・髙木聡一朗
ライト木嶋・・・・・・野村浩二(江戸むらさき)

≪REDメイツバージョン出演≫

沢ひかる・・・・・・高橋明日香

サクラ・・・・・・永吉明日香
キララ・・・・・・森山千菜美
ミドリコ・・・・・・稲葉麻由子
町田タダシ・・・・・・蜂巣和紀
轟マモル・・・・・・油木田一清
島田あきこ・・・・・・長谷川茜

≪BLUEメイツバージョン出演≫
詩倉舞衣子・・・・・・嘉陽愛子

ミズキ・・・・・・宮島小百合
トモ・・・・・・土山茜
ラン・・・・・・松田実里
山岸タクロウ・・・・・・橋本浩太朗
柏木ミチオ・・・・・・若佐大貴
静岡えり・・・・・・安田葵子

 劇団6番シード最新作はまさかのミュージカル!?

劇中登場の歌謡曲はすべてオリジナルソングを作成!
REDメイツバージョンBLUEメイツバージョンの2バージョン上演!


結論から言うと、本当に素晴らしい舞台だった。

公演が始まってツイッターで流れてきた感想リツイートがかなり評判良い内容で

これがまた結構泣ける作品らしい、と。

11月3日(月)のREDチーム・BLUEチームと、6日(木)のREDチームを観劇したが

正直3回の観劇じゃ物足りない、もう2回くらい観ておきたかった。

とりわけ都合が合わなくて千秋楽を観劇できなかったのは、今でも非常に悔やまれる。

千秋楽を観れないのがこんなに悔しい舞台なんて、ホント久しぶりな気がする。

それくらいたくさん笑って、感動で涙して、素敵な余韻に包まれた舞台だった。


長くなるので、ここで一区切り。

続く。

“小劇場がひとつ、またひとつ・・・”


少し前にこんなニュースを目にした。

「相鉄本多劇場」閉館へ、公共ホールと競合し利用低迷

地元の小劇場なんだけど、今年の11月で閉館することが決まったらしい。

相鉄本多劇場は1988年に開場した横浜で最初の小劇場演劇専用劇場で

客席数184席の文字通り小劇場である。

場所は横浜駅からも近く、地元ということもあり好きな劇場だった。

客席間が結構狭かったり舞台が低かったり色々と不満はあるけど

あのこぢんまりとした空間、役者との距離が近くて好きだったなぁ。


初めて観劇したのは、うめ子さんが出演してた2011年10月の“幸福レコード”という舞台だったっけ。



舞台観劇というものの面白さを知った頃だなぁ(笑)。


次は2013年4月、ENGの“SLeeVe”という舞台。



ボクラ団義の大神拓哉さん・X-QUESTの塩崎こうせいさんが目当てだったけど

他にも色んな役者さんに出会えた作品。最後は泣けたなぁ。

あと、佐藤修幸さんの前説が面白かった(笑)。


3回目は2014年1月、ボクラ団義さんの“虹色の涙 鋼色の月”の横浜凱旋公演。



あの世界観に浸れた事が幸せ。そんな作品。


そして4回目は2月、劇団張り子の虎さんの“MESSAGE”という舞台。



これは櫻井みのりさんのお芝居が観たかったから。

幕末に生きる人々の想いにグッとくる作品だった。


どの作品も面白い作品だったので、その思い出と共にあるんだよね

自分の中の相鉄本多劇場ってのは。

閉館までにもう1度、舞台を観劇に行きたいね。



そしてつい最近、こんなニュースが流れてきた。


「新宿の小劇場“SPACE107”、4月30日をもって閉館」


いや~、あまりにも急すぎてホント驚いた。

劇場の公式サイトでは未だ何も発表にはなっていないが

5月以降の公演予定を入れていた劇団もあるとか。

SPACE107も個人的には大好きな劇場だったなぁ。

客席数は183。新宿駅からも近いし、何度となく観劇に通った。

いつも入り口の舞台フライヤーをパシャリと写真に収め

ワクワクしながら階段を下りて行くと狭いロビーがあって

ここから既に現実を離れて舞台の世界に没入してしまったような錯覚になる。

SPACE107の、そんな雰囲気が大好きだった。


初めてSPACE107を訪れたのは、2011年12月のストレイドッグさんの舞台

“The Night of Christmouse~クリスマウスの夜~”だった。



一足先に観に行った知り合いから“店員さんは観たら絶対泣くよ”と言われたが

その期待(?)を裏切らない、泣ける舞台だったっけ。


そういえば、初めてボクラ団義さんの舞台を観たのもココだった。

2012年2月の“鏡に映らない女 記憶に残らない男”というサスペンス作品。



友人と一緒に最前列で観て、脚本や演出の凄さにチビりそうになったっけ(笑)。

他にも数え切れないくらいの作品をこの劇場で観てきた。


ストレイドッグさんの“ゴジラ”も印象深いなぁ。



天使降臨・・・のコピーは伊達じゃなく、鈴木ちなみさんは本当にカワイかった(笑)。


大好きな劇場での最後の観劇は、今年3月の劇団ハーヴェストの“反重力ガール”という作品。



女の子ばかりの劇団だけど、エネルギッシュで面白くて素敵な役者さんが多かった。


SPACE107といえば、前述のロビーの壁がキャストさん達お手製のPOPで飾られてることが多くて

それを見るのもまた楽しみだったり。





あと、終演後のロビーや階段でキャストさん達に感想を伝えたり。

良い劇場だったのに淋しいねぇ。


演劇の面白さを知って3年しか経ってない自分が言うのも何だけど

やっぱり舞台観劇ってのは、普通の人にとってはまだまだハードルが高いみたい。

周りに“舞台、よく観に行くんだよね~”なんて話すと

“えっ?舞台っ!!”なんて驚かれることはよくある。

恐らく有名俳優さんが大挙して出演するような、豪華な舞台を想像するんだろうね、きっと(笑)。


もちろん、そういう作品も面白いよ。


でも、役者さんの息づかいや表情の機微が感じられる

客席が100とか200くらいしか無い小さな劇場での舞台を観て欲しい。

なんて事を、別に舞台関係者でもないのに言ってみたり(笑)。


キッカケは難しいかもしれない。

初めて観た舞台が“舞台ってこんなに面白いんだ。また舞台を観たい!”って思わせてくれる

そんな良い作品に出会えるとも限らない。

・・・うむ、やっぱりハードルが高い(汗)。

それでも、小劇場での舞台を観に行く人が少しでも増えてくれると嬉しいなぁ。