立候補者が食い物にされる現行の選挙制度
なぜ選挙では実績よりも知名度を優先するのか
任期満了により今秋までに執行される衆議院議員選挙。
政界もメディアもピリピリしはじめるこの時期、各地で多様な候補予定者が名乗りを上げています。
参議院から鞍替えする人、地方議員を辞してチャレンジする人、または民間企業から転向する人。
輝かしい功績を持つ方々が多い中、その中でも異色を放つ候補予定者が数多くいるのも事実です。
ある程度の知名度はあれど、これまで一切の政治活動をしてきたわけでもなく、過去の活動では政経に長けているジャンルに身を置いていたわけでもない人たちです。
政治・選挙の経験がなければ自身の当落予想は立てられずとも、擁立する政党であれば勝算が限りなく薄いことは理解しているはずです。
それでも何故、政党は経験や実績よりも知名度を優先して擁立をするのでしょうか。その理由は現行の選挙制度に問題があります。
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