10日間の間の少年少女国連大使育成事業の引率を終えて。 | あけどのBlog

10日間の間の少年少女国連大使育成事業の引率を終えて。

少年少女国連大使育成事業、10日間のミッションを終え本日無事に帰還しました!


これだけの長期海外は人生初ということで、カタコト英語に一抹の不安を抱えながらの渡航となりましたが、意外となんとかなっちゃうんだなーとワールドワイドな懐の深さに感銘を受けました。


さて、本年度の少年少女国連大使育成事業のコンセプトはSDGs


国連の掲げる持続可能な17の開発目標です。

これだけを聞くとよく意味がわからないのですが、飢餓や貧困、教育にクリーンエネルギー、緑や海の保護やパートナーシップなど、今後地球を持続可能な状態にするために必要な17見出しの169項目の取り組みです。


この取り組みを官民が連携して行いましょうというのがSDGsであり、今回はスイス、ジュネーブ〜スウェーデン、マルメでの研修を通してUNWHOILOでの視察・座学のみならず、SDGsを取り入れた団体による活動やまちづくりの現場視察を通して、生のSDGsを体験してきました。


SDGsは地球規模の理想論です。

それだけの規模の活動に対して、一個人として取り組むには気恥ずかしくて躊躇してしまうものですが、実際に個の活動として取り組み、人が集まり、まちが変わる現場を見れたことはとても大きな経験となりました。


そして何より私にとって一番の経験となったのは参加者の事業に対する積極的な姿勢です。

まだ中学生、高校生の参加者が10日間のハードスケジュールにも関わらず単身で海外事業に参加し、SDGsという大人でも苦戦する研修に対して、一つ一つの行程に真剣に向き合う姿は我々引率の大人が一番学ばせていただいたものです。


今後、参加者は各地域でプレゼンテーションを行い、SDGsの啓蒙活動を展開していきます。


私も時間の許す限り、参加者のプレゼンテーションを観に行きたいと思います。

今回の研修から参加者が何を学んで何を発信していくのかもまた楽しみの一つです