選挙中だからこそ疑問に思うこと。選挙カー編。 | あけどのBlog

選挙中だからこそ疑問に思うこと。選挙カー編。

こんばんは、あけど亮太です。

 

選挙中は連日ブログでこの選挙で掲げた公約を解説してきました。

しかし4日目の昨日で四つの公約についてはすべて記載してしまったため、選挙戦5日目の今日は少し矛盾した話を書きたいと思います。

 

あまり選挙中に書く話ではないのですが、選挙中だからこそ書くことに意味があると思いましたのでブログを書きます。

 

選挙とは、川越市議会議員選挙は1週間と決まっています。

今回の選挙でいえば4月14日(日)から4月20日(土)までです。

 

この一週間、私たちは選挙カーを通して選挙の投票依頼を行ったり、街頭演説で自分たちの考えを訴えます。

 

目的を言うならば実績や今後の活動方針を理解していただき、投票をしてもらうことです。
その為に街頭演説で「私はこんなことをしてきましたので、その実績を見てください」と発信したり、選挙カーで「投票をしてください」と訴えるわけです。

 

先ほどの目的(実績や今後の活動方針を理解していただき、投票をしてもらうこと)を民間企業に置き換えるのならば、商品を購入してもらったり、サービスを受けてもらうことにあたります。


ではその為に街宣車を回したり街頭でマイクを握る企業というのはほとんどありません。

特に今はインターネットで各企業の情報も入手できますし、レビューなどからある程度の評価も見ることができます。

 

選挙は憲法に基づいているものであるため、平等性の担保からネットに触れることがない人にもその情報が届くようネットありきの仕組みとはなっていません。

 

しかし私たち世代(30~40代)が80~90代となるころにはネット普及率が限りなく100%に近いものになるであろうことからも選挙カーというものが存在しないことも想定されます。(限りなく100%でなくてはいけないというのならば、聴覚障碍者の方からしても選挙カーの声は届かないので、現状も100%ではないため認められなしはず)

 

先ほど書いた民間企業の例えにもある通り、議員の選考会ともいえる選挙が選挙カーありきというものは、選挙カーを回しながらも違和感を感じてしまいます。

繰り返すようですが、選挙は候補者の実績や今後の活動方針を評価基準に選考するものです。

今はまだ選挙カーありきの選挙となってしまっておりますが、テクノロジーを用いれば同等の効果を得られる仕組みは既に存在します。

 

20年30年後、この「選挙=選挙カー」の構図は破綻するでしょう。
 

私が政治に携わっているうちに、この流れを体感したいなぁ。。。