児童虐待を防ぐための三つの方法
こんばんは、あけど亮太です。
また、児童虐待による少女の死亡という痛ましい事件が起きました。
千葉の小4女児、胸や腹に古いあざ複数 死因は判明せず
http://news.livedoor.com/article/detail/15939923/
児童虐待が防げない、または発生する要因は大きく分けて以下の3つがあります。
1、児童相談所の人員不足
2、相談できる環境がない
3、教育をできない大人のレベルの低下
1については人員不足によるフォロー体制が十分に機能しないこと。
これは単純に人を増やせばいいというわけではなく、児相から子供を帰宅させたのちのフォローアップが可能な人員でないと意味がありません。
人員の増員と併せて、OJTとOFFJTの徹底が1に対する解消につながります。
2は隣近所の関係性が希薄化されている今の環境に課題があります。
自治体やPTAからもわかるように、地域の活動への意識は数字を見ても低下しているのは明らかです。
この点は地域から盛り上げる必要があります。
地域内がつながりを持てば保護者間でのフォロー体制が期待されます。
3は大人力の低下です。
私も二児の父ですので、子供に対して何かを伝えることの難しさは日々の生活から理解します。
しかし、「伝わらない」原因は100%大人側の伝える能力不足が原因であり、理解できない子供に責任はありません。
虐待者の言い分は大半が「しつけ」です。
しつけるために暴力以外の選択肢を持たない大人が暴力をふるい、子供を死に至らしめす。
この大人としてのレベルの低下は大人に対して策を打つのではなく(ダメな大人は何してもダメなので)、1と2の課題を解決したうえで児相や地域でフォローをしつつ、今の子供たちが将来大人になったときに、自分たちの子供に何か伝える際に、児童虐待という選択肢を選ばないための教育が必要であり、これが時間はかかってしまうがもっとも重要な児童虐待防止策です。
上記三つはすべて予算が必要となりますが、児童虐待という問題を解決するために一定の予算を投じることは国としても価値のあることです。
児童虐待防止策は感情論ではなく、人財育成政策。
しかし、今の政治ではその視点が抜け落ちているのが非常にもどかしく感じます。
児童虐待の問題はこれまで8年間一貫して取り上げてきましたが、まだまだ執行部側と共通認識を持てていないな、というのが率直な感想です。(もちろん執行部も児童虐待への問題意識は持っています)
引き続き児童虐待問題を取り上げ、行政課題としての順位を上位へと引き上げてまいります。
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川越市議会議員 あけど亮太
現在二期目1981年2月20日生まれ
川越市石原町生まれ、川越育ち 川越市立名細小・中学校出身
2011年 みんなの党から立候補 一期目当選
2015年 みんなの党解党に伴い無所属にて立候補 二期目の当選
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