同じスキルでも立場のよって仕事の評価は変わるもの? | あけどのBlog

同じスキルでも立場のよって仕事の評価は変わるもの?

こんばんは、あけど亮太です。

今日は比較的のんびりしていたので仕事帰りに本を買って夕方から読書に耽ってました。

プラトンの国家、総1000Pの大作です。
私は本を読むのが遅いので、読み終わるまで2〜3ヶ月はかかりそうです…
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と、同時に橋下元市長が府知事時代に残した著書、体制維新ー大阪都も併せて購入。

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地方自治体を学ぶには橋下氏の著書は欠かせません。
地方行政組織の問題点やその解決法となりうる試案が詰め込んであります。
※なりうる、と書いたのは大阪都構想が否決された事で、その成果は残念ながら机上の空論の域を出ないため。

そんな体制維新にも書かれている地方行政組織の問題点の一つに人事があり、これは川越市にも通づるものがあります。

川越市の職員さんはその大半の方が非常に優秀ですし、仕事にも真摯に取り組んでおります。

しかし、全てがすべて適材適所とはいえず、その能力をふんだんに発揮できてないであろう方もおります。


皆さんにも経験があると思いますが、人の上に立ち指示出しをする立場よりも、現場で汗をかき働く方が向いている、なんてケースを見かけたことはありませんか。(逆も然り)

少人数の組織であればトップの目がすべての人材に行き届くために、適切な人事配置は可能となりますが、2000人以上の職員で成り立つ川越市ではそのすべての職員さん個々のスキルを見定めるなんてことはできず、「仕事ができるかどうか」という大枠の評価を通して昇進することになります。

そうなると、これまでは上司の下で仕事を的確にこなしてきた方が、いざ上の立場に立った時に思いもよらない結果を招くことがあり、結果として損失を被るのは川越市であり市民です。
※逆に、人の下では仕事が冴えなかったが人の上に立った際に想定外のスキルを発揮する人もいるかもしれませんが、人の下で仕事が冴えないと上司から評価されずに結局上に上がれないままという事になってしまいますので、喜ばしい誤算は生まれない。。。

そうならないためにも適材適所を実現すべく、川越市は大企業の制度なども参考に人事評価を行う必要があると考えます。

どれだけ立派な政策を打ち出してもその政策を運用する人間の歯車が噛み合わなくては宝の持ち腐れとなります。

前回の議会でも民間企業では当たり前となっている「施策の検証からの改善」を提言しましたが、今後の効果的な政策運用のためにも、そろそろ民間企業の運用技術の導入に目を向ける時期ではないでしょうか。